なりたいものになる ということ

昨日は、お友達のビッグなピアノ演奏会がありました。
昨日と今日と明日と公演があります。
感想を一言で言うなら、とても感動した、です。
私は彼女の音を聞いてなりたいものになる、というのはこういうことだと思った。
3~4年前にも彼女の演奏会があった。その時は、まだまだなりたいものになれてなかった。
そんな音だった。 
でも、今、彼女は、その、なりたいものに限りなく近づいていた!!
人はこんなに成長するんだ!ということを私はまざまざと見たのだった。
ピアノ演奏というのは、他のどんなジャンルより厳しい。音楽家は厳しい。
音にその練習量、真剣さ、人間味、仁徳の量、愛の量、すべてが出てしまうからだ
私は、もともと、ピアノの畑の人である。
いまも、ピアノの仕事はしている。
でも、最近は、この音楽というジャンルを少し離れて、
ヒプノセラピーという、人の意識を扱う仕事に自分をシフトしてきた。
いろんなセラピストがいる。スピリチュアル産業は本当にいろんな人がいるな、と思う。
怖いのは、このスピリチュアル産業は音楽産業と違って、
すべてが値段が高く、音楽家のように一音ですべてがわかるジャンルではないことだ。
でも、私は音楽家ですから、
音にその練習量、真剣さ、人間味、仁徳の量、愛の量、がでることを嫌とを体験してきた私は
そのセラピストの意識の深さがどのくらいなのか、はすぐにわかる。
自分の音がどのくらいのレベルなのかはわかってる。
そして、そのレベルがそのまま、私のセラピストとしての能力なのだということも、わかってる。
そして、どうしたら、そのレベルをあげられるか、その訓練のしかたも私は嫌と言うほどわかってる。
こんなことを言ったら怒られちゃうかもしれないけども、
スピリチュアル産業の人たちは、どうやったらレベルがあがるのか、あまりわかってない人が多いような気がする。
何かのセミナーで教えてもらった事を、そのままやればOKなのだと思ってる人も多いような気がする。
高いお金を払って、資格さえあれば、それをやる権利があるというようなことがある気がする。
そんなこと言ったら怒られるかもだけど、私は音楽家だから、わかる。
音楽家は、高いレッスン代をはらっても、それが本当に自分の音になるまでは
けっしてお金はもらえないし、 人前で演奏するに至るまではイバラの道だ。
だけども、そうしたイバラの道を通った音こそが、こんなにも人を感動させられるのだと、
本当もほんものはこれなんだ、と、 それを私は知ったのだった

私は感動した!
私はおもった。 
なりたいものに なろう
このイバラの道を通って
本当になりたいものに なろう

私がなりたいものは、お金儲けとかじゃないんだ。
なりたいのは、この音楽のような、その そのままの ただ
そんざいするような なにか なんだよ
それまでは私は自分に沢山のことを課すのだ。
私は自分を甘やかさない。音楽家だから。
そして、誰にも依存しない。
昨日の演奏会はこちら。今日も明日もやってます。
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