ヒプノとは? また恒星ヒプノ、ヘリオヒプノについて。

お問合わせがありましたので、ヒプノはどういう風に体験するものか書きたいと思います。
ヒプノとは催眠療法のことで、
もともとは年齢退行催眠というのが本流でした。
これは精神的に不調を訴えるかたに、
小さいころに受けたトラウマを外すために行われてきた手法です。
人は小さなころに心の傷を受けると、それがとても深く潜在意識に入り込んでしまいます。
小さなころの多くのことは忘れてしまいます。
忘れた心の傷というのは、深い潜在意識に入り込んだ状態です。
この潜在意識に入り込んだ記憶、忘れられた記憶は、
私たちの日常の行動に深く関与していて、
そこから逃れることが難しくなります。
潜在意識に入り込んだ記憶、ということで有名なのは、
サブリミナル効果というのがあります。
CMなどに0.1秒、だれも認識できないようなほんの一瞬、
コカコーラの映像を混ぜると、
人はなぜかみんなコカコーラを買ってしまう、という話です。
これと同じようなことが子供の頃には起こりやすくなっています。
子供のころはこの潜在意識の蓋がとても開いた状態でいることが多いので、
この時に受けた印象や出来事は人間の潜在意識の奥深くに入り込み、
その後の成長してもずっとその人の行動パターンに影響を及ぼし続ける、
その潜在意識に入り込んだ記憶から逃れられなくなる、ということです。
そこで、催眠をかけて子供のころに受けた体験を呼びおこして追体験すると、
その体験を意識に登らせることができます。
潜在意識に入り込んでいるときは「忘れた」状態ですが、
催眠をかけて呼び起こすと「忘れてない」状態になることができます。
先ほど例にあげた、サブリミナル効果も、
「あそこにはコカコーラの映像が混じってたんですよ。」と認識させれば、
CM映像をゆっくり再生して、見せてあげるとかすると、 
そのコカコーラが飲みたいという願望から解き放たれることができます。
これと同じように、年齢退行催眠をかけて、小さいころに戻し、
その記憶をはっきりと認識することによって、
人はその逃れられないような行動支配していた潜在意識の記憶から、
解き放たれることができるのです。
前世療法とは何か。
これはブライアン・ワイズ博士という精神科医が、
あるクライアントに年齢退行催眠をかけたところ、
特に子供の頃に問題を見つけることができませんでした。
それでも何度か年齢退行催眠をかけていたら、
たまたま年齢指定を忘れて催眠をかけたのです。
すると太古の昔の記憶をクライアントが語りだしたのです。
そして、その結果、そのクライアントの精神的問題の原因は今世の子供の頃ではなくて、
前世にあった、ということが分かったのです。
この驚くべき事実に博士は興奮し、
そのクライアント相手にたくさんの前世の記憶を引き出すことに成功しました。
このことが発表され、今や世界中でこの手法がつかわれるようになりました。
ですので、ヒプノというと、この年齢退行催眠を主流にしておこなっているセラピールームと、
前世療法というものを主流にして行っているセラピールームと二種類あると思います。
私が主流にしているのは、前世療法のほうです。
ですが、私のヒプノは、精神的治療やトラウマ改善のための前世療法というのは行っていません。
私たちの命の根源、魂の理由、より大きな自己というものと繋がるツールとしてのヒプノを行っています。
後程そのことについて、説明しますが、
まず、
実際、どのように前世を体験していくのか、と申しますと、
まず、深くリラックスしていきます。
そして脳波を深い瞑想状態と同じような状態にしていきます。
肉体は眠って、意識は起きている、という状態です。
自分で瞑想してこの状態に至るには、なかなか訓練がいりますが、
催眠にかけられると、人はわりと容易にこの状態に入ることができます。
これは潜在意識の蓋が開いたような状態です。
このとき、私たちは前世の記憶を引き出すことができます。
その時代に入り込んで、その時の体験をまたすることができます。
それは、どんな風に感じられるのですか?どんな風に体験できるのですか?といいますと、
これにはまた、とても個人差があります。
ビジョンを「見る」タイプの人の中には、映像でフルカラー360度という感じで見る人もいれば、
白黒だけど、でもちゃんとわかる!というタイプの人もいます。
ブルース・モーエンはこの白黒タイプだそうです。でもちゃんと体験できます。
「聞く」タイプの人は、ほとんどの情報を言葉で受け取るひともいるようです。
また「触る」感覚が強い人は、ずっと触りながら認識していきます。
(ずっと、手を動かしながら触りながら、前世体験していく方もいます)
これら全部を連動してみる人もいますし、どこか一部が突出している人もいます。
私の個人の体験でいいますと、「はっきりと夢をみている」 という状態に近いです。
肉体は眠って、意識ははっきりした状態です。
みなさん終わた後に、不思議な感覚だった、とおっしゃられます。
ですので、中には、「え?え?これ? これは。。私の妄想ではないですか?」
とご自分が見ているものにツッコミを入れる方がいます。
ツッコミは後からいくらでもできます。検証は後からいくらでもできます。
ヒプノを受けだしたら、とりあえず、そのツッコミ人格を横に置いておいて、
手放しで受け取っていく、ということが大切です。
これはブルース・モーエンのいう知覚者と解説者の綱引きといえます。
知覚者は「私は黒いブーツを履いていて、白い馬にのっています!」とその状況を感じていても、
解説者が「これは、ゆめだろ?妄想だろ?なに馬なんか乗っちゃって!」とツッコミを入れている状態です。
このツッコミ解説者は、だんだんと成長することができます。
でも成長する前は、ただツッコミを入れてるだけです。笑
まずはこのツッコミ解説者を横にどけておきましょう。笑
実は、この知覚者も解説者も、両方大切な感覚です。
知覚者が育ってくると、どこまでもいろんな情報を受け取れるようになります。
解説者が育ってくると、知覚者が取り込んだ情報を正しく解説できるようになります。
このときはツッコミではなく、知覚者をサポートする感じになってくるのです。
ですので、この知覚者と解説者の両方の成長が前世を見ていくときにも必要になってきます。
これらはだんだんと成長させていくことができるのです。
成長したらシメタモノ!
私たちはこの地球に来るときや来る前の記憶、太陽系に入る前の記憶までもたどることができるでしょう。
地球に来る前の前世を見ることができますか?というお問い合わせをいただきました。
ありがとうございます。
そのことについて、次に書いていきたいと思います。
地球で肉体を持つ以前の記憶をたどるように誘導することは可能です!
でも、結構、この地球上の記憶と違うので、とても異質な感じがあって、
知覚できないとか、認識できないということもあります。
これは、クライアント様の知覚者と解説者の成長具合によるのです。
ですので、誘導は可能ですが、認識できるかどうかはクライアント様次第、という感じになります。
初めて前世を見られる方でしたら、まず普通に前世を見ていって、そのままその後に(同じセッション中に)
ちょっと、恒星、惑星に行くということをお勧めしたいと思います。

これは、ご自分の誕生日から、その恒星のパランをみて、その中から
一番気になる恒星に、見てみたい恒星に、飛んでいくという方法が一つあります。
これは恒星ヒプノです。
太陽系に入ってからのことがみたいです、ということであれば、
ヘリオセントリックのホロスコープから、この太陽系に入ってきたときに通る、金星→水星→地球
に入ってくように誘導ということも可能です。こちらはヘリオセントリックヒプノです。
実験ヒプノのお問い合わせがいくつかありました。
こちらは、地球上的な惑星ヒプノでして、
ネイタルのホロスコープからそれぞれ、水星、とか火星とか太陽とか金星とかいった
惑星のサビアンとアスペクトの情報から、その惑星にぶる下がっている前世を見ていく、、というものです。
こちらは地球上の前世なので、恒星ヒプノや、ヘリオセントリックヒプノよりも、見るのが楽かもしれません。
こちらは、松村潔先生のインテグラルヒプノという概念に基づくもので、最終的には土星までの7つの惑星を全部みていき、
より大きな自己というものを確立する、という、結構壮大なヒプノになります。
こちらは、いづれは、正規セッション化していきたいと思いますが、今のところ、まだそれに至っていませんが、
どこか気になる惑星があって、その惑星にぶる下がるどこかの前世を見るということ自体は可能です。
そのこと自体は、可能ですので、正規ヒプノと同じ値段になりますが、それでよろしければうけたまわります。

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