この広大な大地に

広大な大地に
ひとり
放り出された
右へ行こうか
左へ行こうか
いや、まっすぐかな
ひとは時に
ひとりで歩かなくてはならなくて
きっとそれは誰も同じ
そんな時にこそ
耳を澄ますといい
あなたの横に
私の後ろに
この空間にみちみちた
わたしたちを支援する精霊たちの声に
わたしはけっしてひとりじゃない
あなたもけっしてひとりじゃない
「神はあなたの髪の毛一本たりとて忘れたことはない」(BY新約聖書)
この一文が
何百年も、何千年の
ひとびとの心を温めてきただろうことを思うと
私の中にある孤独も
ある意味とても普遍的すぎて
なにも特別でない
悲しみや執着、孤独
その裏になる、そのエネルギーに気付こう
その真の姿は生命のエネルギーだ
それは決してネガティブでもポジティブでもない
普遍的な人間の生命エネルギーだ
その感情と思考の裏にあるエネルギーを
ありありとみなくてはいけないよ
その感情の
その裏にあるエネルギー
そこ を ありありと見る
そこ を ありありと感じるんだ
そしてその真のエネルギーに気づくことができたら
わたしは あなたは
わたしたちは
われわれは
この目の前の広大な大地を歩く
勇気もガソリンも手にしていることに
気が付くでしょう

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