妄想かビジョンか。ONとOFF。

お申し込み用フォームが、時々、不具合で動かなくなっているようです。
あら、おかしいわね、と思われたらメールでお申込みしてください。メールアドレスは→
右に書いてあります。

ヒプノを体験されると、「これは妄想ではないんですか?」と尋ねられる方がいます。
妄想かも・・・と思ってる時は、もしかしたら妄想かもしれません。
意識の世界というのは私たちの日常に深く根ざしています。
例えば、「はい、息を吸ってみてください!」と言われたとして、そう言われると、
突然に息を沢山吸ってみたりしますけど、吸ってみてください!なんて言われなくてもいつでも息は吸ってるんです。
その時初めて息を吸ってみたかのように私たちは反応しますが、息はいつでも吸ってるんです!
前世の記憶もこれと同じです。
前世の記憶はいつもいつも、そこにあって、私たちはその記憶からも照らし合わせて現実というものを判断しているのです。
でも「はい、前世を見てみましょう!!」と言われて初めて前世を見た気持ちになる。
でも、本当はいつでもそこにあったのです。
ヒプノはそこに前世の記憶あったことをただ確認するようなものです。
でも、なかなか一人で勝手には前世を体験してこれない。
それは、一人で未開のジャングルを旅行することが困難なのと同じです。
やろうと思えば、できないことはないのかもしれないけれど、明日から未開のジャングルに一人で入ってください、と言われたら多くの人が「できない」と思うだろう、というのと同じです。
でも、一緒に行ってくれる人がいれば、可能かもしれない。
その人が何度もそのジャングルに行ったことがある人であれば、確実に可能でしょう。それがヒプノセッションです。
でも前世というのは、この未開のジャングルほど、遠い場所にあるわけではありません。
私たちは本当はもっと非常に賢くて、大きな存在です。そしてそれは自分という個を超えています。そして、その大きな意識というのは、とても身近に私たちの顕在意識のすぐ下にあるのです。
「妄想かも」と思ってる時は妄想かもしれません。でも、先ほども申し上げたように、前世の記憶というのはとても身近なものです。妄想の領域に多大な影響を与えています。小さいころからの癖、考え方、そうしたことは前世から持ち越しているものが沢山あります。
しかし、より正確に受信するには、今の自分の思考を黙らせて、今の自分の身体を忘れる必要があります。そして自分を超えるんだ、という強い意図が必要です。
ものすごいビジョンを体験したときには、妄想かも・・という疑念が入りようがないというのが、私の経験です。
逆に、時々、ヒプノセッションに来られる方の中で、普段から見えたり聞こえたりします、という人がいます。
ぜひ、そういう人は、コントロールできるようになっていただきたいと思います。
でないと、本人も大変だと思いますし、周りの人も大変です。
潜在意識の領域は私たちの生活のすぐ下にあるのですが、それはこの世のルールとは違います。
そこでは肉体というものが存在しませんし、そもそもとても混沌としています。
この混沌とした潜在意識から、ノイズをなしに、自分に必要な情報を取り出すのには、テクニックがいると思っています。コントロールできなければ、それはノイズに近いものになります。
ノイズをはじく、最小限のテクニックとしてONとOFFを使えるようになっていただきたいと思います。
ONとOFFができなければ、ご本人がとっても生きづらいと思うのです。
それは自己の中心点をどこに置くかということにも関係しています。
私たちは、いつもは小さな自己に入っているわけです。でなければ、食べたり歩いたりしません。その状態で受信したものは、自分の、自分のためだけの直感なんだと思っていただきたいと思います。決してそれは他人には通用しないということです。
より大きな自己での中心点で、知覚がずば抜けて素晴らしい人は、それを他人のために使っています。
そういう人はちゃんと手続きをとっています。
そういう方は、必ずONとOFFを使い分けているはずです。ダダ漏れで受信はしていません。
ちゃんとコントロールしています。
今、このタイミングで受信すべき時!というタイミングで受信しています。
なぜなら、その時には、自己という枠を超えて受信するからです。
人はいつでも自己の枠を外せるわけではないのです。手続きをとって、初めてその枠を超えるのです。
エドガーケイシ―でもダダ漏れで受信していたわけではありません。手続きをとって、受信体制をつくり、受信していたのです。
例えば、菊地さんはセッション中に「私のトリガーを今、引いてください。トリガーを引いてください」と私に何度も言いました。そのトリガーを引いた瞬間に菊地さんが受信するのです。
これは、みけまゆみさんもそうです。「何でもいいから、今知りたいことを、質問してください。質問してください。」と私に何度も言いました。私に質問を投げさせてトリガーを引かせているのです。受信するのはみけさんです。
ヒプノでは、私がトリガーを引いて、クライアント様に受信させているのです。 ここがヒプノの大きな特徴です。
「私が3つ数えたら、あなたは答えを受け取れますよ、3,2,1 パチン!」これがトリガーです。私が引いてるのです。そしてクライアント様が受け取る。
ヒプノではより大きな自己、「時間と空間を超えた自己」というものに接触している時間帯です。
だから受信できるわけです。 それには、できる限り、「今の私」という意識を外していく事が必要なわけです。
ですから「ツッコミBさん」を今は黙らせておいてください、というわけです。
そのために、今の肉体をすっかりリラックスさせて、身体から意識を離していくことが必要なわけです。
正確に受信するには、今の自分の思考を黙らせて、今の自分の身体を忘れる必要があります。そして自分を超えるんだ、という強い意図が必要です。
それが受信のための手続きとなっているのです。
このONとOFF ぜひ使い分けてもらいたいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加