中年の危機について

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昨日、久しぶりに本屋をぶらぶら歩いていたら、『40才から「面白くなる人」「つまらなくなる人」』という題名の本がありました。中身は読んでいません。目次も見ていないのでどんなことが書いてあるかは全くわかりませんが、その本を横目で眺めながら、「面白くなるか、つまらなくなるかは、40歳前後での中年の危機の乗り越え方が関係するだろうなぁ。」なんてことをぼんやり思いました。
中年の危機というのは、いまや占星術の世界ではよく言われる言葉ですが、もとはユングの言葉です。
占星術学的には、経過の冥王星が出生の冥王星が90度になるとき、それは40歳前後で誰にも必ず訪れます。天体は誰にも等しく回っています。その後に天王星同士の180度や海王星の90度アスペクトなどもやってきます。これら全体が中年の危機と呼ばれています。
意味としては今までの価値観が崩壊するような出来事が起きるという感じです。リストラや離婚、身体の不調、等を体験する場合もあるでしょう。
その危機がどんな場面に出るか(家庭か会社か身体か心か友人関係か・・)は各人が元々持っている天体がどこのハウスにあるかで違うとおもわれます。
もともとの自分の出生の冥王星が個人天体(月・水星・金星・火星)と180度や90度アスペクトがあると、この中年の危機はさらに色濃くでるかもしれません。
しかし、恐れるに足らず。私も金星冥王星オポジション(180)度だが、乗り越えてきたし生きています。
この中年の危機は、危機ではありますが、乗り越えられればものすごいチャンスでもあるのです。
これをチャンスととらえるか、そうでないかではその後の人生には大きな差がでるようです。
ユングは自分のもつ潜在意識を充分に活用することにこそ生きる意味があると言っていますが、この潜在意識を十分に活用するには、いかに中年の危機を過ごすかにかかっているといいます。多くの人がこの中年の危機時に泥沼にはまり横道にそれてしまうと。
横道にそれるというのはどういうことでしょう。それは自分の本質的な潜在意識が生かし切れない状態になるということだと思います。そして泥沼化してしまう。
この泥沼から抜け出るのには勇気と知恵以外に、40歳前に健全な「ペルソナ」を育成しておくべきだ、と述べています。
では、ペルソナとはなんでしょう。 
明日に続きます。
9月の水晶練習会の日程を出しました。
【日時】9月16日(祝日) 
    9月25日(水)
    10時半~12時半 開場10時~
【場所】船橋サロン
【持ち物】ヘッドフォン・筆記用具・飲み物・水晶
【参加費】1000円
*貸し出し水晶は3点あります。
参加希望されるかたは
tanihara251@gmail.com にメールしてください。
その際、「お名前」と「船橋サロンの地図がいるかいらないか」、「参加希望日」を明記してください。
コチラのフォームを利用されてもOKです。こちら☆
 ネイティブアメリカンの名言
「不思議な力とヴィジョンはつねに準備のできた人間を捜し求めている。」【チェロキー族】

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