トリシア・カエタノさんの様々な手法

トリシア・カエタノさんの講座に出ているのだが、
基本はロジャーズの来談者中心療法だ。
ああ、そうなんだ!やっぱりそうなんだ!という
確認的腑に落ち体験に私は包まれた。
私は産業カウンセラー養成講座に
去年から1年近くかけて通い続けてきたので、
トリシアが言う意味がよくわかった。
産業カウンセラーはこの来談者中心療法としてのカウンセリングのあり方を学ぶのに
1年弱かけている。
だが、この講座では、そうしたカウンセリング面談の仕方に充てる時間が
ほんの2時間とかだったりする。
クライエントの話を聞いて要約する、的確な質問をする、みたいな練習も昨日したのだが、
いやいや、それって、少なくても1年かけて学ぶ感じのことを
こんなすぐできるもんじゃないですから!という
突っ込み入れたくなる感じがあるのだが、
そうした情報を、この数日で教えるのだ!
できるできないではないのだ!これは情報としてすべて網羅するのだ!という
トリシアの意気込みを感じた。
「2年間かけて学ぶことをこの6日間で教えてるんです」
とトリシアは言ってたけども、本当にそうだ。
トリシアのやってること、言ってることは、どれも深い意味がある。
ロジックがある。そしてどれもそれらは基本から外れていない。
こうした心理療法の下には、研究に研究を重ねてきた実績とロジックがある。
トリシア自身も何年もかけて学んだであろうことを、私がほんの数日で理解しきれるわけがない。
しかし、そこを理解しないと、実践では使えない。
多分、今回、習っている中で、他にも沢山そうした面があるのだと思う。
講座が終わったら、一つ一つを丁寧の取り上げて、
じっくりと時間をかけて吸収していきたいなと思う。
面白かったのは、交流分析ってヒプノにこうやって使うんだ!!という部分だ。
以前のヒプノスクールでも交流分析は勉強したのだが、
その時は、だからなんだ、みたいな(爆)
これって、何と結びつくんだろう・・どこで使うの?・・遠い目・・みたいに思っていたのだが、
トリシアはきちんとそれを手法の中に取り入れている。
たぶん、再来週の講座ではゲシュタルト療法とヒプノの融合みたいな感じが出てくるのだろうな・・
と私は予測しているのだが、どんな風に使われていくのかが、
もう、それを思うと、わくわくわくわくなのだ!!
明日は知覚を伸ばす練習会ですね!
こちらは3月の講座まで、満席御礼となっております。
ありがとうございました。
キャンセル等が出た際にはまたお知らせいたします。
先週の知覚ステップ1の効果や効能についての
ご報告をいくつかいただいています。
すごい効果があったんです!という方もいらっしゃり、
人間の意識というのは、本当に肉体を超えて、
周りの人に多大な影響を与えているのだなと改めて思いました。
明日も良い講座になるように頑張ります!

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