選択の方法

知覚講座のご感想が何件も来ていますが、
これから講座を受ける人の先入観になってもらいたくないのもあって、
こちらでご紹介しようか、どうしようか、、悩んでそのままになっています。
みなさんそれぞれ、奥深い体験をなさったようだ、ということだけお伝えしておきます。
是非、次回にご参加の方々、楽しみにしていてください。
水晶練習会は12月はありません。
次回は1月22日(水曜日)です。
お申込みはPC版で見ていただいて、右の覧からお願いします。→
昨日の続きなのですが、
40代に入る前までに何か特技があれば、
その後なにか別のジャンルのことを始めても、
あまり苦労じゃないと思う。
だいたい、どんな分野も極める過程は同じだと私は思う。
音楽なり美術なり、スポーツなり、
なんでもやってきた人ならば、習得するという道程がわかっている。
こうすればいい、というのがわかるのだ。
もしあなたがこれから何かを始めようと思っていたとして、
漠然とした中から、自分のやりたいことを選ぼうと思った時に、
そして、それで将来は稼げるようになりたいと思ったときに、
よくありがちなのが、
「スピリチュアルなことに興味があるので、やってみたいが、
今からタロットの勉強するのは大変そうだし、占星術はもっと難しそうだし、なのでヒーリングにしました」
というような選択はやめたほうが良いと思う。
そういう選択の仕方をすると、もともとヒーリング能力のある人には絶対に劣るからだ。
「占星術は難しそうなので、タロットにしときます」というのもそうだ。
そういう場合、もともとタロットの香りに脳内麻薬どっぷりだしてハマってる人には絶対に勝てない。
どの分野にも、その分野で麻薬のようにとり付かれてハマってる人がいることを忘れてはならない。
あれよりこっちのほうが楽そうだ、というようなことはありえない。
私がヒプノスクールに行って驚いたのが、
一度もヒプノを受けたことがないのに、
ヒプノスクールに来てヒプノセラピストの資格を取ろうとしてる人がほとんどだったことだ。
これには本当に驚いた。
おそらく、部屋には15~16人いたと思われるが、
その中でヒプノを受けたことがあるのは私だけだった。
他の人たちは資格がもらえるということで、ヒプノセラピストを選んだという感じであった。
私は資格が欲しくてそのジャンルを選ぶというのも、やめたほうが良いと思う。
資格が手に入ればお金になるから、というのはやめたほうが良い。
お金になるからという理由で選択するととても間違った方向に人は行くとおもう。
やってから、やっぱりこれじゃなかった・・なんてことになる。
自分には向いてない・・なんてセリフまで吐いたりする。
ハマってる人にとって、自分に向いてるか向いてないかなんてことはどうでもいいのだ。
「ヒプノが好き!どっぷりハマって勉強したい!」と思う人ならば、
ヒプノセラピストを目指すがいい。お金になるとか稼げるとかは、
次のステップであって、始めるときに「これはお金になるだろう」とおもって始めるならば、
それはたぶん、稼げないと思う。
なぜなら、稼ぐことなど考えもせず、脳内麻薬どっぷりだして、ハマり切ってる人に勝てないからだ。
勉強の仕方も思考力も勝てない。
もし、あなたが稼げるようになりたいと思うのならば、
最初から自分の好きなことを選ぶべきだ。
「たぶん、稼げるだろうからヒプノにしとく」というのはとても間違っている。
そんなことでヒプノを選んでも、ヒプノセラピストなんてごまんといるのだ。
その中でやっていけるのは、自分のヒプノの世界観を打ち出せる人だけだ。
その世界観はハマり切った人にしか打ち出せない。
自分は何をすべきなのか。
それは大抵は目の前にあるはずだ。
その目の前にありすぎて、選べてない人が多いように思う。
使命なんてものは、自分のどこか遠いところにはない。
ほとんどの場合、目の前にある。
しかし、それだ、といわれるとうんざりすることもあるだろう。
また、これなのか。みたいな感じに思うかもしれない。
自分の手垢がつきすぎて、もういいよ、と思うかもしれない。
そうしたものでは稼げないと思ってる人もいるかもしれない。
しかし、使命なんてものは、どこか遠い夢のような自己実現なんて言葉に表現されるような、
キラキラしたゆめみたいなものとは違う。
そんなもの追い続けても、ぜったいに幻想でしかない。
そんなものを探しにいかなくても目の前にあるはずだ。
そこに自分を投げ込めるかどうかの問題なのだ。
いろいろと理由をつけてできないと思うのは、夢のような何かを追って、
もっともっと自分の理想に近いもの、、と思ってるに過ぎない。
自分の理想とはなんだろう。
それは言いかえるならば自分の欲だ。
自分の欲を交えるから選択を誤る。
自分など最初からないも同然なのだ。
現場はかっこ悪くて泥まみれ、そんなものだ。
手垢と汗臭さで満載だ。
自分を捨てて
そこに飛び込んだときにこそ、
本当の意味でじぶんを生かすことができ、
仕事もまわり、稼げるようになる、そういうものだと思う。
その時には、自分の好きな事をやってるという感覚すらないだろう。

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