忘れられた赤ん坊

変な夢をみた。
夢の話ほど、他人が聞いてつまらないものはないので書かないけれど、
変な夢だった。
私はなぜか赤ん坊を産んで、
暖かい場所に隠している。
一日に一回だけ授乳しにくる。
でも一日に一回だけの授乳で赤ん坊が満足するわけがない。
赤ん坊は心を閉ざして
泣くことも無かった。
私は一日に一回しかこの赤ん坊のことを思い出さない。
なので、名前もまだついていない。
このままではとても手のかかる子供になることは目に見えていた。
心を閉ざした子供は自立しない。
今まで手抜きした分が、あとからのしかかってくる。
突然に
いままで気にかけたことも無かった赤ん坊を、
これからは毎日もっと気にかけようと心に誓う。
名まえもつけないといけないと思う。
でも、それでもいい子に育つかどうかは微妙だ。
一日に一回しか授乳しないので、
おっぱいも張らんでこない。
出てはいるようだが、
ほんのちょっとしか出ていない。
そうだ、ミルクを飲ませよう。
あった粉ミルクはあまりに古くて変色していた。
新しい粉ミルクを買った。
これを飲ませようと思ってるところで目が覚めた。
思い出してもらえない、忘れられた赤ん坊。
さて、私はこの赤ん坊を育てられるのだろうか・・・・。

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