こたつの主

「いたたっ!」
こたつに猫がいて、
おもわず、ときどき足をかまれたり引っかかれたりする。
突然、目に見えない場所での襲撃なので、
こちらの衝撃もでかい。
あちらは遊んでるつもりなのかもしれないが、
人間の皮膚は毛が生えてないから
ツメも歯もダイレクトに食い込み過ぎて、
ダメージが大きい。
今もこれを書きながら何度となく足を食われた。
まったくくつろげないコタツだ。
サメ入りプールとか、
ピラニアの生息する川とか、
カミソリ入りピアノとか、
良くわからない文章が私の頭の中でこだまする。
まぁ、そういう感じ。
さて、そろそろ本腰入れなくちゃいけない案件が3つ。
頭に描いてるだけで、なんだか安心しちゃってはいけない。
あれして、これして、こうして、ああして・・
なんてことは誰でも考えられるのだ。
その考えたことを地に落とせなくては、「自分という生」は完成しない。
何のためにこの地上に生まれてきたのだ!
頭に描いてOKならば、別にこの肉体はいらない。
あちらの世界ですごしてればよかったのだ。
わざわざ肉体をもってこの世に存在する意味は、
その頭に描いたものを地に落とすためだ。
と、自分に活を入れているところです。。。
猫入りこたつでぼーっと考えていると、
突然の襲撃を足にうけ、
それはまるで、
坐禅をしているときのカツのようである。
それは、ぼーっと受信したものを、「地に落とせよ!」と
こちら側に引き戻す力なのだ。
こたつの主↓
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