インナーチャイルドワーク体験記

インナーチャイルドセッションのご感想をいただきましたので
ご紹介いたします。
先日はインナーチャイルドセッションをありがとうございました。
(セッション後の感想の時にもお話したことの繰り返しになってしまいますが、)
私的には心理療法を定期的に受けていても、どうしても
「頭ではわかっていても、感情レベルでは悲しくて寂しくてたまらない」→「自分がかわいそう」「どうしてこんな目に遭うのか」
と思う気持ちが消えないときがありました。
これはどうしたら解消するのだろう???とずっと疑問を抱えていて、
さらに別な方法を探していたときにこのセッションを知りました。
すぐに「ピン」ときて、セッションを申し込んだわけですが、
この直感は大当たりだったとセッションを受けた直後に思いました。
というのは、変性意識状態から戻ってきたときに
「あれ?なんであんなことを気にしていたのだろう?」という心境になっていたからです。
私はテーマとしては「母に言われた言葉」にこだわっていました。
母の言葉が自分を縛り続けていて、「ばからしい」と思っていてもその言葉に行動を左右されてしまう。
そんな感じでした。
それがセッションを受けた直後には、
母から受けた言葉が100%ネガティブなものではなく、
私を守るために出た言葉だったのだ。という新しい視点を得ることができました。
元の世界に戻ってきた私は「なんでそんなことずっと気にしていたんだろう?」と思っていました。
文字通り「狐につままれたような気分」でした。(笑)
面白かったのは、変性意識状態でそのときのことを見ていた時に、
大きな自分自身が「あ、あんた、そのままだとほんとにヤバい(人に利用されちゃう人になってしまう)から、
お母さんはそこをフォローしてくれたんだよ。」というメッセージをテレパシーで送ってくれたことです。
(実際のところは、私がビビっとそのメッセージを感じたというのが正確かもしれません。)
それに付随して、「次はこのテーマを掘り下げてみよう」と思っていたテーマも
「あれ?なんでこんなこと気にしていたんだっけ?」と思っている自分がいました。
一つのテーマが解消することで、芋づる式にそのほかの事柄にも変化があるということに
驚くとともに、「1回で2度美味しい(笑)」気分を味わいました。
谷原さんのセッションは、変性意識状態の中でも、常に自分に寄り添っていてくれて、
とても安心感がありました。
私は心理療法や心身統合療法などをいろいろ受けてきた経験や、自分が学んできたことから、
「セラピストの土台や器が安定していないと、クライアントの変化変容は促せない。」
というのを体感的に知っています。
毛虫が蝶になるためには、いったんさなぎの中でどろどろになります。
そして、さなぎの中で再統合され、きれいな蝶に変化するわけです。
人間の変化もまさにそんな感じで、安全安心な器(さなぎ)の中で、自分を一度さらけ出し、
投げ出さないと本当の意味での変化は起こらないと感じていました。
そういった意味でも私は「どの人からセッションを受けとるのか」というのをとても大事にしていました。
安心な空間を作って提供してくれる人でなければ、セラピーは効果が得られないか、むしろ害にもなりえます。
谷原さんのセッションはまさにクリアでニュートラルでとても安心していられました。
どこに行っても常に寄り添ってもらえている・・・・・・という安心感はとても大きなものでした。
だから、私はお堂の中で「2,3日一人でいても全然平気だよ~」というたくましい女の子に変われたのだと思います。
(もともとそういうキャラだったとも言えますが・・・・・笑)

ありがとうございました。
私が習ったこのトリシア・カエタノさんのインナーチャイルドワークセッションは、
いわゆる普通のヒプノのインナーチャイルドセッションとは違うと思います。
私はヒプノスクールでのインナーチャイルド療法の講座にも出席していましたので、
どう違うのかがわかるのですが、
このセッションはトリシア・カエタノさんが。
人間全体の魂の統合化を目指し、それを体現させるために、
何十年も研究した結果編み出されたものです。
その人の魂のコアに立ち返らせ、本当の自分自身に出会う、そんな療法だと思います。
 
そして今は、その効果の素晴らしさが世界中の人に知れ渡り、先生は世界中を飛び回って教えていらっしゃいます。
トリシアの素晴らしい人格、温かさによって編み出された療法だと感じています。
体験記を書いてくださったかたは、お母さんの言葉が100%ネガティブなものではなく・・という視点に気がついたと書いています。
そういう視点に気がつくこともあると思うのですが、
このワークによって、必ずしもその視点が必要なわけではありません。
その視点はとても大人な視点です。
この視点は本当に感じた感情を発露させた後に出てくるものです。
これを書いてくださった方は、すでにかなり整理も分析もできていて、
なので、素早く自分の感情に触れ、体験し、そうしてこの大人の視点でも見る事ができた、といえます。
基本的にこのワークで必要な部分は、
子供は子供として発露できなかった感情が渦巻いていたはず。
本当は何をどう感じていたのか、感じる事さえできなかったのか、
そうした部分に触れていくこと、そのものが必要です。
その体験が固まりになって、「私」という魂の中に、
もう必要ないプログラムなのに、そのプログラムが埋め込まれてる感じなんですね。
いつでもそのプログラムが起動してしまう。
パソコンを立ち上げるといつも起動するプログラムのように
起動してしまう。
それがなければ、もっと本当の自分、魂のままの自分自身が現れるはずなのです。
それを取り除くには、まずは起動しているプログラム(感情)を「見る」ことが必要です。
このインナーチャイルドセッションは通常のヒプノセッションと同じ形態で受け付けています。
でも、なんか私としてはインナーチャイルドセッションという言葉が好きではなくて、
トリシアは「統合退行療法」という言い方をしたりしてますね。
統合退行療法・・・ってのも日本語にするとめっちゃ堅苦しい・・。
なんかいい名前を独自に付けたいなと思います。
写真 (40)

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