感情を表現せよ!

よく、感謝がないから、怒りが湧くのだとか、
感謝がないから、イライラするんだとか、
感謝がないから、喪失感を感じるんだとか、
自分がネガティブになる要因を感謝が足りないからだとか、
ありがとうと思えとか、
そういうことを強要するような話が沢山ある。
いつもあれをみると、ほっといてくれよ。いい加減にしろよとか思う。
そんなこと言われてどうやって改心しろっていうんだと思う。
ポジティブシンキングとか、くそ食らえ!と思う。
だいたいの人は、ネガティブな心境になった時に、
そのネガティブを感じないように、どこかに閉じ込めようとしている。
それがポジティブシンキングのやり方だ。
これは、とても危険なやり方です!!といいたい!
ネガティブな感情をカプセルか何かにいれて、表面上はつるつると何もないみたいな、
風にしあげても、そんなことをしていたら、
あなたのネガティブはどんどん、どんどん、どんどんカプセルの中で腫れあがり、
行場を失い、そのうちにあなたの身体と心をむしばむであろう。
ネガティブな心境には、ネガティブなことである意味がある。
けっして蓋をしてはいけないのです!!!
蓋をして閉じ込めると、それは無意識層に入り込み、もっと悪いことを引き起こす。
病気になったり、ノイローゼになったりします。
ではどうしたらいいか。
ネガティブな感情を、ありありと感じて吐き出すことが必要です。
吐き出すというのは、表現するということです。
これができない人が多い。
または見当違いな吐き出しをしている人が多い。
何かムカつくことを言われたりして、その場で我慢する日本人は多いと思うのですが、
基本は、その場で言いかえすことです。
どんなに喧嘩になってもいいのです。
言いたいことを必ず言うべきなのです。
その場で言えなければ、あとで手紙を書くなり、
メールをするなりすればいい。
もちろん言い方の工夫は必要だし、
相手を必要以上に傷つける必要はないので、
言われた分だけ、言い返すということです。
ムカついた自分を表現することです。
怒っているような態度とか、悲しんでる風ではダメなんですよ。
はっきりと言葉にしないとだめです。
言葉にして、相手に伝えることです。
そうしなければ、相手はわからないのですよ。
わかってくれるとか、わからないのはなぜか?と思っている人が多いですが、
相手はあなたが表現しない限り、わからないし、わかろうともしません。
しかし、一度でも自分の怒りなり、哀しみなり相手に伝えてみてください。
相手の態度は変わります。
それは互いを成長させるのです。
そうして自分の中のネガティブのカプセルから膿がでたら、
自分というのはガラリと変わることができる。
以前とは全くちがう、爽やかな自分がそこにいるのです。
そのとき、今までは「それ」が表現できなかったから、
超ネガティブになったりしていたんだということが
その時にわかるのです!!
あなたが今まで超ネガティブに陥りがちだったのは、
表面上を整えてきたからだということが、その時わかるでしょう。
表面上を良いかっこをしてきたからなのですよ。
嫌なことは嫌だと言えるようになるかどうかは、
訓練なのです。
訓練しましょう!
必ず、対面した相手に正直な自分を表現するという事です。
挑戦してみてください!

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