悪魔のような繊細な準備

つまり、何が言いたいかというと、
結婚するかしないか、というのは
相手がいるかいないかではないのだ。
就職するかしないか、というのと同じ。
就職すると決めたら就職活動をする。
もちろん採用してくれる人がいなければ
就職は成り立たないが、
採用されるように、就職活動し、
私たちは資格をとったり、勉強したり、する。
ただ待っていて、採用してもらえるわけがない。
そんなものは待っていても絶対採用してくれる人は現れない。
結婚も同じです。
人生設計として結婚したいと思うならば、
結婚できるように、準備していかなければ無理です。
待っていても絶対に来ない。
つまり何が言いたいのかというと、
自分の人生設計は、
まずは、自分が何を選ぶかを決定し、そのために準備するということだ。
何かを待っていたり、誰かを待っていたり、現れるのを待っていたりしても
絶対にそんなものは来ない!
準備は『悪魔のように繊細に、天使のように大胆に』だ。
これは黒澤明監督が仕事をする上でモットーとしていた言葉だそうだが、
じつにその通りだと思う。
ピアノの曲を一曲仕上げるのも、まさに
悪魔のように繊細に、天使のように大胆にだと思う。
練習は重箱の隅をつつくように、丹念に、丹念に、
それこそ一個一個の音符をとりだして、吟味しながら練習していくのだ。
これは比喩ではない。文字道理、一個一個の音符を全部取り出しながら、
その音の意味と音色、どこでその音色がきりかわるかまで、緻密な理解をしていくのだ。
悪魔のような緻密さだ。
そうして全体を弾きあげるときには、天使のように大胆にだ。
人生計画もそのようであるべきだと思う。
何かをしたいとおもったら、
考えつく練習法、考えつく鍛練法は一つ一つ、
ひたすらにこなす。毎日こなす。
それは必ず血肉になって、
あなたの人生を開拓する力になるだろう。
ユンケル投入っていうか、これは練習投入、鍛練投入、悪魔のような繊細さ投入だと思われる!


これCGじゃないんですって。
大事な場面でいちいちユンケルがでてきて、
このユンケルの洗脳力すごいなと思うけど、
ユンケルはさておき、人間の緻密な練習の成果みたいな部分の宣伝力、計り知れない。
どんな分野でも、プロになりたければ、ここまでやらねばね!
らくらくこなせてナンボ。それがプロでしょう!

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