意識というマシーン

昨日は3・11でしたね。
私はテレビをみないので、追悼番組とかをやってるとかいう話題は
ネットで書いてる人がいたので、「そうなんだ」と知ったにすぎない。
しかし、3・11という数字が何等かの潜在意識的に換気するものがあるのか、
私は昨日、ある講座に申込みをした。
この手法を私のヒプノに取り入れられたらいいなと今は思っているが、
ま、まずは体験してみないことには、どうなることかはまだわからない。
なぜ、私がこんなにも恐怖症の改善とかトラウマ解除とかにこだわるかというと、
それは私が、ある時ヒプノを受けていたときに、
突然に、3・11の震災を体験した集合無意識体と、あの世で遭遇したことがあったからだ。
死んだ魂の集合体ではない。それは生きている人の集合無意識体であった。
その集合無意識体には顔という顔がいっぱい詰まっていて、
こちらを見ていた。
震災のショックで「魂の自由を失った」と誰かが告げていた。
これは普通には見えないものだと誰かが言っていた。
表面上には現れない。普段は元気に日常をおくっているが、
しかし、その心の奥底では、自由を失っている、というものだった。
それは、私たちの無意識の中にできた、
潜在意識の中の恐怖による縛りなのだ、と。
それは私にとって衝撃的な体験だった。
あの時、あの瞬間から、私のヒプノ人生が本格的に始まったのだ。
それまで震災は私にとっては遠い出来事だった。
顕在意識ではとても遠い出来事だった。
私の父は東京大空襲の3月11日に、深川にいた人である。
潜在意識的にこの3・11という数字から起因される何かがあったのかもしれない。
父の事を書いた記事はこちら。
ヒプノは催眠療法などといわれるが、
私は催眠療法という言葉が好きじゃない。
これは瞑想なのだ。
瞑想療法なのだ。
瞑想状態にはいることによって、
潜在意識を変えていくことだと思う。
潜在意識の仕組みを理解しようと試みると、
私たちの意識というのは、
かぎりなくマシーンなのだということに気がつく。
マシーンには取扱説明書があって、
それを本当の意味で理解すれば、
意外に人間というのは単純なのだと思う。
このマシンの真相は徐々に解明されつつあるのだ。
恐怖症もトラウマも依存症も、
手順を踏めば、取り除くことが可能なのだと、
今は、そんな予感がしてしょうがない。
そして、それが可能ならば、
私たちの意識は、別の時代を迎えるだろう。
それは、きっと、まったく別の、
新しい時代だ。

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