妄想かビジョンか。

ブルース・モーエンのワークでは、
自分の知覚の精度がどのくらいの精度であるかというのを
確かめながら進む。
妄想か、妄想でないかを確かめながら進むのだ。
さすが、理系の人だ!
ヘミシンクなどで受け取った情報が妄想なのか妄想でないのかというのは、
多くの人にとって興味深いところかもしれない。
意識の世界で受け取ったビジョンを話したりしても、
だいたいの人が、なんだか意味のわからない逝っちゃった人の話みたく感じられるだろう。
しかし、ブルース・モーエンのワークはそこをしっかり押さえている。
自分の知覚の精度がどのくらい正しいかを、
証明しながら進むのだ。
もちろん、ワークしてみたら、
自分の知覚はすべてトンチンカンだったということがわかった・・という事もあるだろう。
でも、そんな場合でも、訓練していけば、かならず知覚は良くなる。
ブルースのワークでは、どう訓練したらいいかを理解することができる。
私はモーエンのワークを通して、
「正しい情報を得ている時の身体の感覚と、精神の状態」というのを
しっかりと認識できるようになったと思う。
こうした訓練はヘミシンクなどをする人には必要ではないかと思う。
私の知覚の講座でも、モーエン・ワークと同じではないが、
知覚の精度を確かめながら進めている。
妄想か、そうでないか確かめている。
ここは外せないからだ。
なんとなく、参加者さんをみていて思う事なのだが、
知覚の感度が素晴らしく、妄想ではない知覚を持つ人の共通点がある。
それは、精神的に落ち着いている ということだ。
欠落感や焦燥感が少なく、落ち着いて安心している人である。
これは現実世界でも同じだとおもう。
精神的に落ち着いた人は、
現実世界でも正確に物事を把握できる。
他人の気持ちや置かれた状況を客観的に認識できる。
こうした客観性がなければ、
人の認知はどんどん妄想と化す。
現状把握能力は
精神的に落ち着いていれば飛躍的に伸びるはずだ。
これは、意識の世界での知覚も同じなのである。
だから、それは難しいことではない。
知覚とかいうと、ものすごく霊能力みたく感じる人もいるかもしれないが、
そうではないのだ。
知覚を伸ばそうとおもったら、
精神的におちつく事が大切だ。
それには瞑想などが効果的ではないだろうか。
そういえば、昔おこなっていたヘミシンク会で、
参加していた人が、
ヘミシンクで意識の領域に入って、ある人物を尋ねた時に、
その人が亡くなった年までピタリと当てていた方がいた。
松村先生はいつもながら、ものすごい知覚の持ち主なので、
どういう状況でどう亡くなったかまでピタリとあてていたが、
その亡くなった年齢まであててた人は、
普段はタロットを勉強している人なので、そのせいなのか?
やはり普段の訓練のたまものなのだろう、
数字に関しての鋭い感覚を持ってたように思う。
そして、やはり、とても精神的に落ち着いている人である。
こうしたワークを重ねると、
自分の知覚の精度がよくわかるようになるし、
また訓練することができると思う。
今現在、あまり知覚できてないからといってがっかりすることはない。
これは訓練で必ず伸びていくものだ。
自分の知覚は大丈夫か?と思う方は、
ブルース・モーエン・ワークがおすすめです。

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