セルフ・アイデンティティ・ヒプノ講座の体験記

おはようございます。
台風ですが、順調に関東に上陸する風ですね。
ですが、今見る限り、この台風は関東は13日の夜中に通過する・・と私は読みました。
えっと、読みは外れるかもしれませんが、
私はそう読みました。
14日の午前は晴れている・・とふみました。
ですので、インナープラネタリーは14日はやりたいと思います。
関東はそのようですが、もし、お住まいの地域の電車が動いてないなどありましたら、
あまり無理せずに、自宅待機してください。
今回台風でお越しいただけなかった分は、個別に対応したいと思います。
よろしくお願いします。
今日も体験記です。
セルフ・アイデンティティ・ヒプノ講座の体験記です。
先日はセルフ・アイデンティティ・ヒプノ講座、ありがとうございました。
途中参加、途中転入?で迎え入れて下さり、本当に感謝しております。
なんというか、途中からの参加は、転入生、の気分を味わった感じで、
初日は戸惑い、少しバランスを崩しました。
が、逆に、そのバランスを崩した感じで、二日目に突入したのが、
何か大いなる意志みたいなものを感じるほどに、
「飛び出した」感がありました。
かつて、
谷原さんのもとでの個人セッションのインナーチャイルドヒプノで、
基礎的なところを探し当てた…のだけれども、
(★参考までに、当時の記録を、箇条書でこの文章の最後に記しておきます。今年2014年の2月のことでした。)
まだ決定打ではない、ということは感じていました。
個人セッションをまた受けたいと思いながらも
なんとなくなあなあになってしまっていた日々の中で、
このような集団ヒプノ、集団講座。
これも導きというか意味があることだったんだなあと感じました。
他の人の前で、自分の幼少期の、これまで誰にも話せなかったような
家族の秘密を語るなど、普通ではあり得ないことで…
近しい友人にすら話せないことでもあり、
自分の中では何かなあなあにしながら、本気で直視する事はできずにきました。
でもそこに、本丸は潜んでいたみたいで…
これは、計算で、産み出せるような展開ではないなあと感じていました。
衝動的に出て来た感じで…うまくいえないのですが。
ただ、あの場を作って下さった、設定して下さった流れには本当に感謝です。
現実的には本当に、谷原さん、
体を酷使され、ご自身の時間を削り…。
奮闘して下さったあのテキストも、
素晴らしく…本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
心理学のお勉強、本当にためになりました。
コアな部分が集約されていて、非常にわかりやすい。
谷原さんの立場とか思想ともうまくリンクしていて、素晴らしいと思います。
私がこじあけた、記憶の中の、
家族の秘密。
それは、いったん、リアルな家族と、切り離して考えて良いもの。
もう、過去のことであり。すべてはもう、過去のことであり…。
ある意味前世をのぞきみるような感覚で、私は、その情景を見て行きました。
表面上は理性と上品さで守られて、
私は2つの世界の狭間でずっと苦しんでいる幼少期だった。
母の苦しみや生きがたさをまるまる、気遣い、常に危機を感じながら
びくびくしながら生きていた幼少期。
他人が怖くて、自分の中に引きこもるしか方法が無かった時代。
そのビジョンと、
とにかく毎晩、母が父に奪われてしまうという…その感覚で、
「夜」を恐れていた自分の子供時代。
ひたすら夜を恐れて、わけがわからないまま、性について怯えていた時代。
表面上の上品さ、社会的な立場や地位、他に対する態度と、
内側のギャップ。
うんと幼い幼少期に、そういうものを見てしまった、対峙せざるを得なかった状況で、
私の心は思いっきり混乱していた。
世界は、矛盾と混乱に満ちていて、あるとき突然理由も無く殴られたり、
あるとき突然理由も無く自分の道を制限されたり、
こうあるべきということを押し付けられたり、
理不尽すぎる、まったく、秩序のない世界だと言う、そういう概念を、
おとなの私はいまだ、心の底に、抱いて生きている。
苦しんでいるその最中の自分の心境を、
ヒプノのなかで追体験する事で、
本当に悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて…
小さい自分に、ごめんなさい!って何度も謝るような気持ち、
もっと早く見つけてあげたかったという気持ち。
早く、抱きしめてあげたかったという気持ち。
嘘みたいに、涙が噴き出て来て、
ああ、本当の本丸にいきつくと、こんなふうに涙が出るんだなあーって。
計算ではない、理性ではいきつけない、流れってあるんだなあーって。
感じていました。
理屈で割り切れない部分…なぜ私の家族がそんな内情になっていたのか。
ってことについても、
講座修了後…。
実際に、謎がその後、どんどん解けて来まして。
ちょうど奇しくも、離れて暮らしている母が、
旅行から戻り、しばらく東京に滞在していたのです。
ともに時間を過ごす中で、
あきらかにふたりの関係性は変わって来たのを感じつつも、
あともう1歩越えられない、
私のなかの「何か」にも、とうとう、気付かされました。
それは苦しい気づきでした。
私は、
「母の愛を獲得したくて、未だに、奮闘している自分」
というものに気付きました。
母の愛を獲得したくて、母を癒そうと頑張ってる自分。
どれだけ自分を癒したと思い込んでも、まだ、まだ、潜んでいる。
…私は、母の愛を獲得したくて頑張っているんだ…という気づき!!
「母を癒したいという気持ちは、愛からではなくて、私自身の、愛を求めるエゴから発している。
だからこそ、私のこの、エゴに満ちた愛情は、母の反発に、繋がるのだ」
という気づきに、繋がりました。
母を、癒す必要等、ないのです。
母は、ありのままでいいのです。
私は、つい、過去を癒そうとして頑張ってしまう。
でも、母にとって、過去は。ないものなのです。記憶は分断され、掘り起こす事が出来ないものであり、
いや、母にとっても他の人にとっても、
過去は、わざわざ他人が掘り起こすものではないのです。
癒そうなんてこと、考える必要はないのです!
私は、なぜそんなにも、愛を渇望しているのか??
それは、幼少期に、望む愛を得られなかったから。
でも、はたして、私は、愛されていなかったか?というと、それもまた、違うのです。
母の愛は、なんというか、言葉ではないものであり。
ただそこに存在するものであり。
私は、母に愛されてないと思い込んでいるけれども、
母からの愛は、ただそこに、存在していた。
ただ、母は自分自身のことや、父の心のケアで、一生懸命すぎて、
子供のことを考える余裕がまるでなかった。
ふつうならもっと、考えるべきところで、
母は、アスペルガーの傾向があり、
できないものはできなかった。
無理なものは無理だった。
(これでもう、いろんなことに説明がつきすぎるので、
いったんこの概念を借りて、私は自分と母についての理解を深めているところです)
すべてに整理がついてきて、
クリアになってきて、
私は誰の事も助ける必要が無い。
その心の癖を、解き放って行こう、と今は思っています。
何度も何度も、その癖はやはり、心の表面に上がって来るので、
とにかく、
「潜り」その原因の部分に、行き着く事。。。
ヒプノの手法は本当に素晴らしいと、思います。
潜在意識の力は、すごい。
そしてまた、自分自身だけで、なかなかそのレベルに行き着くのは難しい。
第三者の助けが必要であるという実感もしています。
あの講座のあの場所だからこそ、可能だった、あのレベルの、吐き出しが。
本当に私はそれを、深く、感じています。
ひとりでは、また、個人セッションでは、なぜか、無理だった。
なぜか、集団である事の、逆の安心感?
それを感じていました。
母という人間を理解する事。
自分とは違う人間である事を正しく理解して、受け入れる事。
母の話をちゃんと聞いて、その上で、自分の意見もちゃんと言える事。
これが出来て来たらきっと、私にとって、
世界が変わると思います。
世界の話を、社会の話を聞いた上で…わたしは、自分の意見もちゃんと言える人になっていくでしょう。
心が痛んでいなければ、インナーチャイルドが傷ついていなければ、
それができていく。
まだまだ、足りません。
徹底して、インナーチャイルドヒプノに、取り組んで行きたいと思っています。
本当に、ありがとうございました。

ありがとうございました。
インナーチャイルドワークに関しては、
私の体験から言えば、インナーチャイルドワークが進むと、
自分の幼少期の傷を思い出しても、
それが事実として思い出せるだけで、
感情的な怒りや悲しみと連動しない風になってきます。
それは無感動とか無感情とかいうこととは全く違います。
どういう事かといいますと、
このインナーチャイルドが暴れている状態というのは、
この過去の自分の体験から起る感情の揺れを、
常に体験し続けている・・という状態なのですね。
つまり、幼少期に感じた未解決な感情体験を常に感じ続けている。
いつでも悲しい・・いつでも怒ってる・・
という状態です。
なぜか、ふっと気がつくと、その感情体験に戻ってしまう…という感じです。
この状態から離れる事ができるようになるのが、
インナーチャイルド・ワークです。
ワークをする前は、その感情に戻っていることすら気がついていません。
本人は気がついていないことが多いです。
実はいつも怒ってる・・とか
実はいつも無理してる・・とか、
実は、いつも淋しい・・とか。。
でも、本人にとって、それがあまりに日常的すぎて、
その原因がインナーチャイルドにあったということには全く気がついてない。
でも、その原因がわかると、
人はそこから解放される、というミラクルが起ります。
原因はこれだった!! 
とわかると、
がーっと感情が吹きだしてきます。
その時にとても感情の揺れも感じます。
なぜなら、今まで、そこに原因があることを
気がつかないように、感じないようにしていたからです。
がーっと感情が吹出したら、
不思議と、その出来事に張り付いていた感情が、剥がれる感じがすると思います。
そうすると、今まで常に感じていた悲しみや、
常に感じていた怒り・・・
常に感じていた無理してる感覚・・
そうしたものが剥がれ落ち、
本来の生き生きとした感情が感じられるようになってきます。
自分自身でいられる。。そんな感じです。
私は私であっていい、、そんな感じがしてくると思います。
ああ、今まで、本当に無理してたな・・みたいな感じとも言えます。
私も沢山インナーチャイルドワークをしてきました。
私はぜんぜん自分の存在に無理してないのわかりませんか?
私は、自分が自分らしくあることに何も無理がありません。
いつでも、本音で話しができますし、
自分を作ることもしていません。
キャラ作ってるとかいうことも全くありません。
自分で自分に自分の存在に価値を見いだせる、
そこがインナーチャイルドワークの目指すところです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加