中二病

みなさんはどんな中学二年生をすごしただろう。
私は中二のときに、
「生きる」という題名の作文を書いた。
今でもその文集が残っている。
その作文の内容は、
最初に
「人は何のために生きるのだろう」
という問題提起から始まり、
うだうだと屁理屈を述べつづけ、最後に
「人はなぜ生きるのかという、その理由を知るために生きているのだ」
という結論の作文だった。
まさに中二。爆
絵に描いたような中二病の私でございました。
ある、おかたが、
「厨二病にならない奴を信用しない。」と
「厨二病に1回なっちゃったら、その時の発言とかの責任を一生取り続けるもんなんだ」と。
とご発言されていたと、友人から聞きました。
はい、そうですね。
もうしわけないですから、
私も自分の発言の責任を一生取りつづけようと思います。笑
私は中二病の中二の時は、日本にいませんでした。
日本にいない日本人が、
外国で日本人学校に通うのって、
どういう感じか想像できますか?
それがまさに中二のときとか、
どんな感じかわかるでしょうか。
それは、遠くから日本を眺めつづけている・・みたいな日々なのですよ。
誰かが貴重な日本の雑誌や漫画を手にいれては、クラス全員で読み回し、
「日本の中学生はこんな生活をしているらしい」とかいうことを雑誌から入手し、
それについて、ああでもない、こうでもないと
みんなで話しあったりなんかしちゃったりして、
毎日、毎日、そんな感じなのです。
とにかく、部活もないし、時間はたっぷりあるし、
テレビもみてもつまらないし、ゲームもないし、
毎日、暇ぶっこいてるわけですよ。
なので、少ない日本の情報をみんなで共有しながら、
遠い日本を遠くで眺めながら過ごすみたいな感じなのです。
それは、いわば、F35のギャザリングポイントにいる宇宙人みたいなもんですよ。爆
「あそこが地球かぁ」 (とか言ってるかどうかわかりませんが)
地球の情報収集に余念がない宇宙人みたいなものです。
中二の時に体験した、外から祖国日本を眺める、ギャザリング生活と、
人はなぜ生きるのか、その意味を探すために生きるのだという、
中二病炸裂の私は、
一生そうやっていきてくのかな、と
しみじみ思った昨日でございました。
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