すべてに「NO!」と言ってみる。

気がつくと12月である。
ところで、子供は何を言われてもNO!という時代がある。
普通は2歳くらいで、それをやる。


これはワークするといい。
とりあえず、全てに「いいえ」と言うのだ。
そう、2歳の頃に私たちがすべてに「NO!」と言ったのには、深い意味がある。
赤ちゃんが「NO!」というのは、
「NO!」ということで自分を確認しているのだ。
「Yes」では確認できない自己がある。
よくイエスマンというと、もう根無し草の第一人者のように言われるが、
それはそうなのだ。
つまり、NO!という言葉には
人を成長させ、自立させる力がある。
赤ちゃんがNOと言い続けなければいけない理由がそこに深くあるのだ。
私たちは、自己確認するには、
一度その時の自分に戻る必要がある。
世界の全てに「NO!」といってみる。
そういうワークをするといい。
この屈託のない赤ちゃんのように。
そこで、私たちは初めて自分を知るのである。

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