ずっと、巡礼路。

全ての道はサンティアゴ・コンポステーラに繋がっている。たぶん。笑
私の庭に張り付けたカミイーノのタイルです。
DSC00045.jpg
私の家は巡礼路なのだ。(ということになっているのだ)
パウロ・コエーリョに星の巡礼という本がある。
サンティアゴ・コンポステーラまでの巡礼路を旅する話だ。
あの本を読んだのは、いつだったか。
たぶん、10年以上前の事だと思う。
その時は、あまり意味がわからず読んだ気がする。
でも、今は普通に理解できる気がする。
小説というのは、一文の名言のために一冊があるようなものだ。
その一文を味わいたくて、また最初から読んだりする。
「お前が何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるお前の使命なのだよ」
なかなか、その「本当にやりたいと思う」ことがないんですが、とかいうツッコミを入れたくなる文章も、小説の中ではキラキラ輝く宝石のよう。
そうなんだよ、と素直に思えたりする。
私は今、進行の太陽が金星と合だ。
なかなか、濃いはずなんだけども、
ずっと楽しみにしてきたわりに、
たいして楽しいことは、そんなにないな、、と思って。
「うーん、まぁ、こんなものかな、人生は。」
なんて思ってる自分がいる。
もっと、ぞわぞわして、わくわくできるかと、
期待してた時のが楽しいのかもしれない。
かなわない望みを抱いて人は生きる。(たぶん)
それは切なくて、哀しくて、でも、いつかかなうかもしれないと夢見て、
そうしているときが一番、楽しいのかもしれない。
手に入ったらきっとつまらないだろう。
なんだこんなものだったかと思うだろう。
そう、我々は永遠にサンティアゴにはたどりつけないのだ。
ずっと、巡礼路で、ずっと。
カメラは面白い。
ファインダーをのぞいた時に、その、「生きた瞬間」がある。
場面に霊気が映る瞬間がある。
物体に、物質に、感情がのる瞬間がある。 
それは物質より早いものが通る瞬間だ。
その時は写真が生き物になる。
これは水晶透視しているときと、全く同じだなと思う。
*~* ヒプノセラピスト谷原由美の今後のスケジュール *~*
写真 (13) ≪インナープラネタリー瞑想会≫
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 (未定ですが、多分春ごろ)
 
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