おっと、ビックリ!火のような演奏です!

私は見落としていましたが、みけさんに言われて初めて気が付きました!
ぬ、ぬわんと、小林愛美ちゃんがショパコンに出てました!!
いや、愛美ちゃんなんて言っちゃいけないっすね。
もう、愛美さんなんだわ。


鼻血がでそうな演奏です。
もう、火のような演奏ですよ。
鼻血必須です。
小林愛美ちゃんといえば、小さい頃からその筋では有名で、
天才少女として君臨していました。
小さい時は、いやー、小さいのに大変だなー、
大人の期待を背負いすぎてるんではないかーとか、
おばさんは心配していましたよ。(余計な心配。爆)
ショパコンの小林愛美さんは、火のように弾いています!!
鼻血必死。
この鼻血がでそうな愛美さんの演奏を、私は3回リピートで聴いてしまいました。
演奏会慣れしてて、独特なアーティキュレーションとかもあったりして、
見応えたっぷりです。
何かと、お堅いことをいうショパコンですので、
「楽譜通りに弾いてない」とか「上品じゃない」とか「ショパンの心と違う」とか、
いつも、理由のわからない理由をつけてくるショパコンですが、
それは一位だけに問われる感じで、
2位以下は、前衛的な人が選ばれている印象が私にはありますので、
是非入選してほしいなと思います。
ま、入選はするでしょう!
なんとなく、愛美さんの演奏スタイルとをみると、
これは、ショパコンもいいけど、
チャイコフスキーコンクールは、
かなり良いんじゃないかなとか思いましたです。
そして、この愛美さんの演奏スタイル・・・
誰かに似ている・・・・
そうだ!
2000年のショパンコンクールの時に、やっぱり優勝候補としていた、
ミハエラ・ウルスレアサというルーマニアの女性のピアニストに似ています。
予選から、優勝候補と言われていた女性です。
彼女も、火のような演奏をする人で、
やっぱり愛美さんみたく、演奏中に立ち上がっちゃうんです。
なんか似てるなーと、
それをふと思い出しました。

ミハエラさんの動画がありましたので、貼っておきます。↑
ミハエラさんは2000年のショパコンの時に、現地でとても人気がありました。
情熱的な演奏にみんな湧いたのです。
しかし、セミファイナルどまりで、ファイナルに選ばれなかった。
その結果には かなりのブーイングがあった気がします。
上の動画は2009年と書いてありますが、
この時は何度も座り直しとか、落ち着かない風はありますが、
立ち上がってはないですね。
どっかで、演奏しながら立ち上がるのをやめたのでしょう。
でもなんか、愛美さんと演奏タイプが似ているでしょう?
演奏スタイルが似ていますよね。
演奏途中で立ち上がってしまうのは、
ミハエラさんのときはすごく評論家が叩いていました。
立たないで弾けないのか!と。爆
ファイナルに選ばれなかった理由は立つからだとかも言われていました。
私は、別にそんなことはどうでもいい気がします。
自分が表現したい音を出すのに、立ったほうが良いなら、
立っていいと思います。
だいたい、こういうコンクールみていると、
顔芸をするな、だとか、身体をくねくねするなだとか、
手の使い方がウンチャラとか、習ってる先生がどうとか、
いろんなこと書いてるやつがいますが、アホかなとか思います。
どうでもいいんです、そんなことは。
表現されたもの、それをそのまま聞く、そういう姿勢がない人は、
りっぱな鑑賞者ではないと思います。
今、ミハエラさんはどうしてるんだろうとふとおもって調べたら、
2012年に脳内出血で33歳という若さで亡くなっていました。。。
火のようでありすぎたのかな。。熱い女性だったと思います。
きっと、やりたいことはやり切ったのだろうなーと感じました。
火を使い切った!というのかな。
ご冥福をお祈りいたします。
番外編・4歳の愛美さん↓

こういうのみると、もう、演奏家になるために生まれてきたんだろうなと思いますね。
そういう訓練をしてくれるところを選んで生まれたのだろうなと。

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