「わたし」を形成する大事な時期。

はーい。おっはよーごっざいまーす。

今日はヒプノマスタークラスです。

ご参加のみなさまよろしくです。

今朝、子供におもちゃを貸さなくていいという投稿が、

とても反響をもたらしているという記事を読みました。

わたしも、子供が公園に持っていったおもちゃを

お友だちに貸さなくていいと思います。

特に幼児の場合はそうです。

幼児期というのは、まだ自己の確立、

アイデンティティの形成のために、

子供は子供なりにいろんな実験をしている時期です。

2歳くらいになると、自分という意識が芽生えてくるので、

それは物に対しても感じる様になるので、

「これは私のだ」という主張を子供はすごくします。

公園で誰かが自分のおもちゃに触れようものならば、

「これはぼくのだ!」といいます。

そうです。これはあなたのですよ。

この時に「これは私の」「これはあなたの」という感覚を

この時にしっかりと身に着ける必要があります。

そうしないと健全なアイデンティティが育たなくなります。

しかし、多くのお母さんはこの「これは私のだ」という主張を、捻じ曲げようとしがちです。

「妹にも貸してあげなさい」

「お友だちにも貸してあげなさい」

そんな理不尽なことを子供の強要しがちです。

常識的に言って、

「これは私のもの」「これは他の人のもの」という感覚は

大変に重要な感覚だと、思いませんか?

ここがわからなくなると、

どれが自分のもので、どれが他人のものかの境界線がわからなくなり、

そのまま、どれが自分の感情で、どれが他人の感情かもわからなくなり、

どこが自分で、どこが他人なのかもわからなくなり、

そうして、自分が何をしたいのかを見失っていきます。

自己の喪失です。

そんな風になる土台をつくらないためにも、

ぜひ、お子さんが、正当に「これはわたしのだ」という主張を始めたら、

その主張を通してあげて欲しいです。

「そう、あなたのものよ」と後押ししてほしいです。

そう後押しされることが、

子供の心象風景に与える影響は計り知れません。

そこが絶対的に安心して主張できる状態であれば、

友達に貸すということも、できる様になります。

その時には、「我慢から」ではなく、

「一緒に遊ぼう」という気持ちから。

まずは自己が守られて、初めて他人と共有できるのだと思いますよ。

記事では、

「大人でも、自分の貸したくないものを貸さなければいけない理由はないはずだ。

どうして子供だけがそうしなければいけないのか。意味わからん。

大人になって通用しない話しは、子供にとっても通用しないのが当たり前。」

というような内容が書いてありました。

たしかに。たしかに。

独り占めするのは、みんなのものを奪うという行為なので、

自分のものを自分のものだと主張するのとは違いますよね。

ここ間違うと、何が何だかわからなくなっちゃう。

たとえば、電車で席があいて、何が何でも座るとかは、笑

これはみんなのものであるものを、独り占めするわけだから、

自分のものを自分のものだと主張する行為とは全然ちがう。

自分がもってきたおもちゃを「これは自分のだ」というのと、

みんなのものである砂場をみんなで使うのは全然違うこと。

ここのあたりのアイデンティティが絡まってる人が多そうだと思うのね。

大人でも、ここごっちゃごっちゃになってそうだと思うのね。

はい。続きがまだまだ書きたいけど、今日はここまで。

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