必要な依存ってある

おはようございます。

ときどき、

カウンセラーの仕事って、大変じゃないですか?とか、

クライエントさんの影響を受けて、辛くなったり、重くなったりしませんか?

という質問を受けることがあるのですが、

そうなってしまうときって、セラピーとしての技術やノウハウが、

まだ確率されてない時に起こると思います。

私も、駆け出しのころは、
自分を保つのが大変だなと感じることがあったように思います。


私達って、人の話を、ずっと聴き続けるって

結構、難しいし、しんどいと思います。

家族とかでも、誰かの話をずーっと聴き続けるって、苦痛だったりしません?

子供の話とか、親の話とか、配偶者の話を、

よく理解できないところが、あるものを、

ずっと聴き続けるって大変ですよね。

大変なのが普通です。

それを聞いても、

自分にとって、学びやプラスになるものも、特になくて、(笑)

相手の、気の済むまで、話てもらうって大変なことですよね。



でも、セラピーの現場って、

どこにこのクライエントさんの、関心ごとがあるかなとか、

何を一番気にしているのかな、とか、

どういう時に感情が動いているのかなとか、

そういうことを気にしながら聞いているので、

普通の会話とかとは全然ちがうんですね。


そして、クライエントさんの気持ちに寄り添いながら、

こういう気持ちでいるんだなということを客観的に感じながら、

接していく。

この時に、この後に「どう導こうか」という、

ビジョンがないと、

セラピストは、辛くなったり、重くなったりすると思うんです。


どのルートを通って、どうすれば、クライエントさんが、

ゴールにたどり着くかという道筋が、

セラピスト側にないと、キツイと思います。


で、クライエントさんに依存されてしまって、、

みたいな話もよくよく聞くんですが、


まずは、最初は、ある程度、依存してもらわないと、

セラピーってうまくいきません。


必要な依存ってあるんです。



セラピストがクライエントに伴走していくには、

クライエントに、

まずはきちんと依存してもらう必要があるんですね。



そして、それから、

今、何が必要なのか、

どういう方向にむかっていけばいいのかを、

伝えていく必要があります。

まずは、クライエントさんに共感していく必要がありますが、

そのまま、共感してても、物事は進んでいかないです。

なぜなら、

クライエントさんには、

気づいてもらう必要があるからです。


今ある状態が、なにかどこかで、間違っているからこそ、
その、納得のいかない現場があるわけです。



クライエントさんの、どこに勘違いがあるのか、

どこに思い違いがあるのか、

どこに間違った設定があるのか、


そこを自覚するように、セッションをもっていかないとならないです。

そこさえわかれば、

ブレイクスルーしていくのですから、

それはクライエントさんを思えば、必要な工程です。

この時に、


・あなたは悪くないし、そのままでいいんですよ、

というセッションも時に必要ですし、

そのままではだめですよ、

というセッションも必要になるんですね。



この二つは、セットです。



セットにしてないと、絶対にセラピーは片手落ちです。



で、こういうのをセットにしているセラピストって

あんましいないだろうなって思います。


本当のことって、白でも黒でもないんです。

ちゃんと、その中庸の中にいけば、


すごい癒しがおこるんです。

右すぎてた人は、左にいくし、

左すぎてた人は、右にいって、バランスがとれていく



そうした時に、はじめて、現実がなんだったのかが理解できるようになります。


本当の世界が理解できるようになります。

ここにたどり着く、という概念をきちんともってないと、


カウンセラーはキツイですし、

人の愚痴をきかされる、

みたいなセッションにしかならないでしょう。






私が、おしえているメソッドは、soraヒプノシスメソッドといいまして、

最終的に善悪を超えてくことをするんですね。

人って、どうしても自分の中に、これは悪とかこれは善とか

決めつけがあるんですね。

それを超えていくと、

そこにだいたい愛があるだけーなんです。

そこに、だいたい愛があーるだけー。です。



ここまでたどり着かないと、

やっぱし、社会で活動するとか活躍するとか、

難しい。

苦しくなっちゃうんですよね。


そこにだいたい愛があーるだけー、っていう世界って、

善悪こえないと、たどり着かないんです。


だいたい、この善悪に、足を取られてしまう。



で、ここにたどり着くと、すっごい癒しがやってくるわけです。



そのとき、セラピストに依存とか、ありえない世界に辿りつくんです。

もう、世界がひっくり返る体験があるんです。


そうしたときに、やっと、自分の本来の、人生の使命とか、いきる指針とか、

こういうことをこの人生でやっていこう!みたいなものが、


ふーっと湧いてくる。できるって思えるようになってくる。

やれるようになってくるんですね。

そうなってるときに、セラピストに依存とかありえないじゃないですか


そこまで導くから、

SORAヒプノシスメソッドでのセラピーには、

セラピストが重くなっちゃうとか

苦しくなっちゃうとかありえないんですよ。




ま、その導きの段階で、

ついて来れなくなっちゃう人ってのは時々います。


そうした人は、逆にちゃんと依存してこない人。

セラピストに心を開いてこない人だったりする。

だから、依存が悪いってことも、ぜんぜんないんです。

必要な依存ってある。

そこができないと、シフトもしない。

セラピーの世界って奥が深いでしょう!!?



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