本気の親離れ

おはようございます。

私達は、成長過程において、

自分の親を超えていかないとならないんですね。

超えるというのは、

親より出世するとか、稼ぐとかそういう意味ではありません。

出世しても稼いでもいいですが、

超えるというのは、

「その先の時代を生きるにふさわしい人になる」

という感じ。



これを私達は無意識に「知っている」ので、

古い価値観である親を

一度は否定しなくてはなりません。

それが、思春期に訪れるんですね。

反抗期というやつです。

私達は、そういうシステムで、

そういう仕組みの中に生きているんです。



親が、時代の最先端をいくような気質をもっていれば、

この反抗期は訪れないこともあるでしょう。



私達は集合無意識的に、

古い価値観を終えて、

新しい価値観を身につけ無いとならないので、


「親を否定する」ということを無意識に

プログラムとして行います。



ちゃんと反抗したら、

今度はきちんと、繋いだコードを外していく必要があります。


その過程が、

本気の感謝をする過程。




親に恨みを持っているうちは、

この親と繋いだコードは切れないんです。


えっと、みなさんも経験あると思います。

むかし自分をいじめた相手のことはめっちゃ覚えていませんか?

ムカつく一言を言い放ったやつのことは、めちゃめちゃ覚えていますよね?

そこにはコードがくっついているので、

その出来事を、自分が握りしめて離していないから。

結局はその出来事とコードでつながったママなんです。



逆に、自分にとって、むかつきもしない相手だった人のことは、

すっかり忘れています。

ここは完全にコードが切れているんです。



親に妬みを持ったままだと、

自分が親とのコードがつながったままになるので、

一生親離れできません。

いくら、距離をとったとしても、

いくら、何年も話しをしないでいようとも、

ずっとコードでつながったままで、

親とつながっているんです。


もし、親に感謝を感じられるようになったら、


本気の親離れが始まります。


この時、


「親だって人間だから、そういう過ちも犯すよね」というような

水星的な理解や理屈では、

親離れはできません。

こんな時は、心の奥底でつながったまま。

切れたような気になるだけで、

本当には切れていないので、

飛び立とうと思っても、飛び立てません。

自由にしようと思っても、自由にできません。


もっと、腹の底から、

「親は私を愛してくれてた。ありがとう」と思えるとき、

自然と親と、離れていきます。


本気の親離れが進むんですね。

その時、本当に、なんでも可能になっていきます。

もっと、心の開放がはじまるんです。







  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。