思わせぶりな幽体離脱君

ここ最近、根を詰めていろいろやっていたので、疲れがたまってきたようで、
さっきは寝ていて、幽体離脱の感覚がやってきました。
一瞬ビビッて躊躇したものの、
「お!!!これは今夜は離脱できるっ!行きたい!どこへでも!!」と
喜び勇んだのでございます。
以前に幽体離脱をしてから、もう何年が経ったでしょう。
あの、感動的な離脱感覚は私にとって喜びのほか何者でもございません。
離脱するときの独特の振動があります。ブーンという音がするんです。
このブーンが大爆音になってきたら離脱します。
「ブンブンさん、強くなってくださいよ。」と
念じるわたくし。。。
しかし、待てど暮らせど離脱は起こらず・・・・
私は頭の中で
「これがアイドリング状態。フォーカス10でございます。」
とバスガイドのように、自分で自分に解説いたしました。
結局、離脱は起こらず、なんだか寝たんだか寝なかったんだか。
アイドリング状態の途中でこんな会話が聞こえてきました。
A「本を書こうと思ってる。」
B「どんな本?」
A「ラフマニノフとフリーメーソンの本」
B「そんなの出版したらダメだ。」
はっ? な、なんだ? 
いや、私は今、本を書いています。
現実の世界で現実に本を書いています。
それが、何か問題なのですか? と思ったら、
「フリーメーソンとラフマニノフのことを書いたらだめなんだ。」
と言っています。
いやー、別にラフマニノフのことも書いてないし、フリーメーソンのことも書いてないです。笑。
つか、「書いてはいけない」とか言われると無性に書きたい気持ちになりますよね!!!爆
といっても、書く予定はございません。
この時もずっとアイドリング状態。。ブーンと体が振動したままの状態が続き、私はめちゃめちゃ幽体離脱するのを期待しながら時間は過ぎていきました。
いつもの起きる時間になったのですが、
(私はいつも朝は3時ごろ起きます)
いや、まだ待ってれば離脱できるかも!とか思って、長々と布団の中で待機したのでした。
が、何も起こらず、、仕方なく起きた次第でございます。
嗚呼。幽体離脱君よ。なぜ、お前はそんなにおもわせぶりなのか。

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