あなたは自分を危険にさらしていないだろうか。

私は今やってみたいことがあって、
そのひとつは、前から思っていたのですが、
なかなか着手できない事のひとつとして、
チベットの死者の書を朗読したいなというのがあります。
これは、私の父が死んだときやりたかったのですが、実現しませんでした。
死んだ父の耳元で読んであげたいなと思いながらも、
いざ、そうなった時、それどころではない、、
という感じになってしまうんですね。
なので、録音してYOUTUBEかなにかにUPしたいなと
前から思っていました。
著作権はどうなんだ、、といいますと、
本を朗読して、一切の報酬がない場合は、
それを口述といい、
口述の場合は、著作権の侵害には当たらないそうです。
なので、死者に死後一日目に聞かせるもの、二日目に聞かせるもの、
そういうものを録音しておいておきたい。
それは死ぬ前から聞いておくべきもので、
死んでからでは遅いのだそうです。
私たちは死んでからでは遅すぎる。
人間はいろんなドロドロした感情を持つこともあるかもしれない。
現実は自分の思い通りにはならないかもしれない。
けれども、それらすべては自分の内にあるものの投影でしかないのです。
そう言われると、え?なに?と思って、
ちょっとイライラしませんか?
私が悪いのかよ!、でも、あいつのがもっと悪いだろ!? とかね。笑
でも現実というのは、私たちの潜在意識の中にあるものを見せているだけなのです。
あの人のせい、
あの人がわるい、
あの出来事のせい、
私はわるくない、
私は何にもしてないのに、
そう思うかもしれませんが、
本当の真実はそうではないんです。
全部あなたの内面がそういう現実を作っているだけ、
そう見せているだけなのです。
そういわれると、ちょっとイライラするでしょう? 
私はそういう事言ってる人みると、イライラしますよ。爆
そういう事言ってる人は、「自己責任だ!」と言いたいのかもしれませんが、
私はそうではないと思います。
「だから自分が悪いんだと思え!!自己責任だ!」
というわけではありません。
「ああそうか。自分が悪いんだ、この感情に蓋しよう!」
とかなったら本末転倒。 あなたはもっと苦しみに落ちていきます。
そうではない。
「自分が悪いんだ」ではなく、
なぜ、そういう現実が自分にやってきているのか、
その原理を、仕組みを知らなければならない。
原理を知れば、「自分が悪い」とかではなくて、
「自分がただ考えなしに機械になってた」ことに気が付くと思います。
それがわからないうちは、全てが妄想なんです。
そこから目覚めなければいけない。
チベットの死者の書を読むと、
私たちは目覚めなければいけないことが
よくわかります。
目覚めないと、ヤバイな!!ということがわかります。
リアルに感じられると思います。
チベット死者の書より抜粋***********
自分の葬式をみる
しかし、それでもなお覚る事ができず、解脱できないものがあるので、
導師はさらに努力を続けることが大切である。この時も死者の名を呼んだあとで、
次のように告げる。
「ああ、善い人よ、いま現れている幻影は、楽しみと苦しみが交互に訪れる厳しい状態に
しばらくの間ずっと汝を投げ入れるであろう。
譬えていうならば、これはヤントラという石投げ機の仕掛けにも似て緊張と弛緩が交互にある。
だから今、執着と嫌悪のどちらの気持ちも決して起こしてはならない。
汝が天人として天上界に生まれることになっているならば、天上界の者たちが姿を現すえあろう。
その時に、汝が死んだ後の家では親戚の者たちが死者のために法要を行って、
たくさんの生き物を犠牲に捧げている。
それをみて汝は汚された思いがして、激しい怒りが汝に生じるであろう。
これに心を任せると汝は地獄に生まれ変わるであろう。
汝が死んだ後でどのようなことが行われていても、汝は怒りを生じてはならない。
家人や親戚の者たちに対する慈しみの思いを持つがよい。
・・・中略・・・
また、こららの汝のための法要を執り行う人たちの中には、
不信心の者や悪い間違った考えの者や、
恐れおののいた結果悪い行ないをしてしまった者や、
法要を執り行うのに適わしくない者たちがいることがある。
このことに汝が気がついて、次のように思うであろう。
≪あれ、この人は私をだましている。私は確かにあざむかれている。≫
このように考えて、汝は悲しくなり、とても情けなくなる。
そして清らかな気持ちと、信頼心とを失ってしまう。
その結果、汝に悪い間違った考えと神仏を信仰しない考えが生じる。
これに心を任せると、汝はかならず悲惨な境涯(悪趣)に落ちることになるであろう。
他人を悪く考えることは、汝にとって何の益もないばかりでなく、大きな損失となるのである。
*******抜粋ここまで****
他人を悪く考えることは、汝にとって何の益もないばかりでなく、大きな損失となるのである。
そう言われても、
それらは生きている時から精進しなければ、
決して死んだ後にできるわけがないと思います。
私たちは、瞬間的に嫌悪感をもったり、
瞬間的に嫉妬したりしています。
そこに考える隙間もないです。
それは即時反応としての機械のような反応であり、
私たちの本当の姿ではないことを知らないとならない。
頭ではなく身体で知らないとならない。
それをそのままに放置することは、かなり危険であることを
しらなくちゃいけない。
嫉妬、 ねたみ、 怒り、悲しみ、
それらを放置しておくと、その感情をそのままにあなたの身体に置いておくことは、
あなたにとって何の益もないことを、身をもって知らないとならないと思います。
それらは、霊的にとても危険です。
あなたは危険にさらされていることを知らなくちゃいけないです。
多くの人は
それがどれだけ危険で自分の霊性を危険にさらしているかを自覚していないのです。
そこにとらわれて現世を生きている限り、
どんなに出世しても、
死んだあとに天上界には行けないよ。
では、どうしたら、そうした即時反応から抜け出ることができるか。
それにはいろんな方法があると思いますよ。
是非、それぞれが真剣に探って欲しいと思う所です。
自分の面倒は自分でしかみれないのです。
死んだ後、誰かがあなたの面倒を見てくれると思っていますか?
生きている時にみたく、誰かに相談したり、
誰かにセラピー受けたりできると思っていますか?
誰かに怒りをぶつけたりできると思っていますか?
もちろん、精霊たちはあなたをサポートしようと懸命になるでしょう。
でも、あなたの中にある怒りや嫉妬、悲しみや怒りを
精霊たちが溶かすことはできません。
そして、死んだ後、あなたの話を聞く人は誰もいません。
チベットの死者の書みたいなことを、
あなたに話して聞かせてあなたを悟らせて、天上界に送ろうとがんばるようとする人はいません。
そうした幸運はチベット人しか、あやかれないのです。
だから、生きているうちに、
誰かに相談できたり、勉強できたりできるうちに、
自分で、自分に対処する方法を学んでいくことが賢明です。
*~* ヒプノセラピスト谷原由美の今後のスケジュール *~*
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