クンダバッファを素手で扱う。

潜在意識を扱おうと思った時に、

やはりネックになるのは、クンダバッファです。

グルジェフは、

クンダバッファを「現実をあべこべに認識させる器官」

「現実を直視することの衝撃から人間を守るための器官」

「安心の追求」ばかりに明け暮れる人生へと人を導く。

 

と言いました。

そうなんです。

安心の追及といっても、

現実的とは限りません。

自分のプライドをまもるための、安心の追及です。

 

人はどういう時に安心が壊れるか。

それは加害者である、自分が悪いと思う時に安心が壊れます。

そうすると、

被害者であるとき安心しちゃうんですね。

 

ああ、よかった、私被害者だ。加害者じゃなくてよかった。ってやつ。

 

だから、現実をあべこべに認識してしまうのです。

 

本当は自分がやってるのに、

やってないを証明するように現実をつくりあげていくので、

 

ここを認めるのはキツイんですね。

 

これがクンダバッファです。

 

でも、おそらく、このクンダバッファについて、

わたしほど、ありありと、どこがどう、クンダバッファになってるかを

見つける人は、この世にいないかもしれないと自負しています。爆ｗ

 

うちのヒプノスクールほど、

このクンダバッファを壊していくスクールはないと思っています。

 

というか、このクンダバッファ、大抵の人が扱えないです。

 

扱えないんです。

 

うちのスクールにくると、

どこでどう、このクンダバッファが作動し、

それがその人の人生をどう作っているかを、

 

素手て掴むように理解できるようになるでしょう。

 

スクール生、全員がそれができる様になるわけじゃないんですが、

その一端を見ることはできると思います。

 

クンダバッファは誰にもあり、

かつ、とても危険な装置であるので、

これを破壊すると、

人生はほんまに、楽々に生きていくことができる様になりますが、、、

 

でも破壊は簡単ではありません。

 

変容することに躊躇があるうちは、

破壊はできません。

 

わたしたちの人生には、

これを壊す機会は沢山あります。

 

クンダバッファを壊すチャンスの大きな三つは、

 

結婚、

 

出産、

 

介護、

 

 

です。

 

仕事はクンダバッファを破壊しなくてもできます。

 

頭が良ければできる。

仕事してるからいいんだという人もいますが、

まぁ、仕事はクンダバッファの破壊は必要なく、

クンダバッファを持ったまま活躍することができますから。

 

でも結婚、出産、介護は、

クンダバッファがブイブイ悲鳴をあげる作業。

 

人はそれを薄々しっているので、

 

現在社会では、

この三つを嫌がる人が増えています。

 

結婚しない人も多い。

出産しない人も多い。

介護もしない人が多い。

 

クンダバッファ、壊すからね。

 

 

でもこの３つを経験しても、

クンダバッファが完全に破壊されず、

むしろ、破壊されそうになったことに恨みを持つ人も多いです。

 

そうすると、

スピに走ったりします。

 

なんか、わからないホワッとした、

クンダバッファの破壊を癒してくれそうなものに走る。

 

または、自分の尊厳意義が守られそうな所に走る。

 

そんなことより完全に壊してしまったほうが、

完璧に自由になれ、

自分の人生の主導権を自分が握れるようになりますよ。

 

それは痛いけれども、できないことではありません。

勇気があれば、

変容することへの一歩が踏み出せれば、

他者を受け入れる覚悟があれば、

自分を捨てて死ぬ勇気があれば、

難しいことではありません。

月からクンダバッファに指令がくる。