昨日は、子供は親を幸せにできないという話しを書きましたが、
では、なぜ、子供は親を幸せにできないのでしょうか。
あなたは、どう思われますか?
それには、明確な理由があります。
結論から言えば、
親の欲求はただただ、
自分が子供の頃に、
自分の親から与えられなかった愛情や認証から出発しているからです。
これは子供も親も、誰でもそうなのです。
自分の欲求をマジにガン見してみてください。
間違いなく、子供の頃に親にしてもらえなかったことや、
満たされなかった思いが、その根本にあります。
この思いは、「親にしてもらいたかった」という事であって、
他の誰かで埋め合わせできるものではないんですね。
まして、子供が埋め合わせとか超むりなんです。
子供がいくら親の欲求を満たしたところで、
そんなものは、親の潜在意識の中では、
箸にも棒にもかからないんです。笑
箸にも棒にもかかってないはずです。
ええ、
箸にも棒にもかかってません。
もう一度言いますよ。
子供の愛情などは、親の無意識ちゃんには、
箸にも棒にもかかってないんです。
それを子供は理解しないと、とても不幸です。
なので、子供がいくら頑張っても、いくら面倒みても、
いくら優しくしても、親を幸せにすることはできないのです。
いや、それは物理的な援助とか、そういうのはできるでしょうけれども、
それは、あくまで物理的であって、ここで述べているのは、
そうした物理的な幸せとかではないです。
魂が幸せになるか、ならないかの話です。
どんな動物も、生物学的に、
自分の子供を世話するようにはできてますが、
自分の親の世話をするようにはできていません。
つまり、ある一定の年齢になって、
親との距離ができてないとしたら、
それは少し生物学的にはおかしいことなのです。
ではこの生物学的におかしいことの背景になにがあるか。
明日はこのことについて書こうと思います。
きっと、なにがしかのヒントになると思います。