私、実はすごくプロコフィエフが好きで。あの虫みたいな音楽がたまらないです。
虫ですよね。あれは虫です。(なんだそれは)
イム・ドンヒョク様が弾く戦争ソナタ7番の三楽章です。↓
この虫音楽を奏でるにはやっぱりドンヒョク様が一番と私は思っとります。
ドンヒョク様でなくては、この虫音楽は表現できんのですわ!!
最初から最後まで、音がピシ!とどこにも隙がなく立っています!!!!
これはドンヒョク様の驚異的な打鍵力によるものですね。
めっちゃ脱力できてて、打鍵のスピードが早い。
そして、このドンヒョク様の端正な音楽構成力と並々ならぬ集中力!
韓国人らしい、ちょっと悲哀の入った音が、プロコフィエフにぴったりだと思います。
この7番の三楽章は八分の七拍子なんです。こういう変拍子の虫っぽさとか、たまらないですよね~。
私、この曲に挑戦して1日であきらめました。はやっ。。爆
「こりゃ、だめだわ」 と、すぐあきらめました。笑
こちらはグレングールド様の同じ曲です。
「え、その弾きだす前のポーズ一体なに?」とツッコミ入れたあなた!
グールド様のこのポーズ、これこそ真の芸術家でございます。(マジか)
動画再生の0秒から受信体制にはいり、3秒目で何かをキャッチしてますね。(マジか)
そしてよく見てくださいよ。この椅子、絶対、がたがたしてるってば。もう、壊れるの目前ですから。爆
弾いてる時にバリンといったらコントみたいだなーとか余計なことばかり考えながら見てしまいます。
ま、でも、椅子がピアノ用のちゃんとした椅子でないといけないと思ってるのはわりと日本人だけだったりして、
ポーランドでピアノ頼んだら、椅子が付いてこないんですよ。
椅子は?と言ったら、食卓の椅子を指さされて、「それでいいだろ」と。爆
「まじか! まじか! まじなのかぁあああああ!」
日本人の女の子にとって涙がでるような話でしたが、慣れればたいしたことありません。なれるんだ、これが!笑。
10代の頃、グレングールドの映像をテレビで見た時に衝撃うけましたね。
その身体全体からにじみ出るオーラに。爆
たしか、その映像は晩年のグールドで、ゴールドベルグ変奏曲を弾いてたと思います。
その逝っちゃった感。 「この人、逝ってる。。。。」
私は、テレビの前で釘づけでした。爆爆
私は、こうして、演奏家が演奏してる姿を見るのが大好きです。