聖フランチェスコにはいろんな逸話が残されている。
とにかく動物や自然を愛した人で、
小鳥に説教した、というのや、とても面白いのはオオカミに話をつけた逸話は面白い。
町に人食いオオカミが出現するようになり、町の人たちはとても恐れていた。
そこでフランチェスコは森へ行って、オオカミと話を付けたという。
「私はお前と町の人たちを和解させたいのだ」と
オオカミにもう人に噛みつかない約束をとりつけ、
町の人たちにももうオオカミをいじめないという約束を取り付けた。
オオカミはお腹が空いていて町に来て暴れるのだから、
町の人たちは定期的にオオカミに食べ物を与えなさい、という。
wikiではこんな風に書いてある。
フランチェスコが求めたものは異端を帰順させたり、いかがわしい聖職者を断罪することではなく、ただ神を讃美し、小鳥やオオカミなどをふくむ神のあらゆる被造物を自分の兄弟姉妹のように愛し、福音を伝え、単純と謙譲の道を歩むことであった[127]。フランチェスコは、ウサギ、セミ、キジ、ハト、ロバ、オオカミに話しかけて心がよく通じ合ったといわれる[128]。魚に説教を試み、オオカミを回心させた伝説が知られ、とくに小鳥に説教した話は有名である[注釈 1]。[129]。『聖フランチェスコの小さい花』にも、説教を聞く者がいないときフランチェスコは小鳥を相手に説教したという逸話が収載されており、同様の伝承は数多く伝えられている[130][注釈 2]。
フランチェスコの以上のような事績から、1978年から2005年まで教皇位にあったヨハネ・パウロ2世は、1980年、フランチェスコを「自然環境保護(エコロジー)の聖人」に指定した[131]。そのいっぽうで、アメリカ合衆国カリフォルニア州を発祥の地として1960年代から1970年代にかけて世界的な広がりをみせたヒッピーのムーブメントでは、しばしば「アッシジのフランチェスコに帰れ」が標榜された[132]。また、歴史学者のリン・ホワイト・ジュニア(英語版)は、1968年に発表した『機械と神』のなかで、生態系の破壊に先立つ「地球の危機」を指摘し、その解決法を暗示するものの一つとしてフランチェスコの精神へ立ち戻ることを提起している[133]。
エコロジー聖人っていう表現がなかなか面白い。
小鳥への説教
そんな小鳥に説教する聖フランチェスコを音楽にしたのがリストの「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」という曲だ。
最初は小鳥のさえずりで始まり、後から左手でフランチェスコの説教が始まる。
段々盛り上がって合唱。
瞑想的な曲だ。
最近528Hzと言う話をそこここで聞くようになった。
どうなんだろう。ピアノは今はだいたいどこも442Hzで合わせている。
これを444HzでAの音をあわせたら、Cの音は528Hzになる。
その辺までピッチを上げたら、身体に良いという事だろう。
みんなが444に合わせる時代がくるような予感がします。
でも、なんとなく、もっとピッチはあがると昂揚感は増すとおもうが、
個人的には、もっと下げてほしいような気もするけども。
でも、444Hzの音楽も聞いてみたい。
このフランチェスコの音楽なんか、それで聞いてみたい気がする。