今日は体験記です。

体験記です。
最初に丁寧なホロスコープリーディングをして頂き、私は自分のホロスコープをまったく
使えていないということがわかって、衝撃的でした。
これからの人生をどう生きていけばいいか、そのヒントととなる前世を見に行く。
実は、ずいぶん前からセッションを申し込んでおきながら、
具体的に「何のために、どういう前世を見たいか」ということのイメージが掴めずにいました。
でも谷原さんがホロスコープリーディングをして下さり、それをきちんと定めてくださったので、
ほっとしてセッションに臨むことができました。
いよいよセッションに入って頂いたのですが、私はとても緊張してしまいました。
怖いものを見るのではないかという、予感のようなものがありました。
全体を通して意識は浅いまま、浮かんだビジョンや言葉を拾うという
感じでしたが、 誘導されてもなかなか情景が見えなくて焦りました。
ただ、誘導していただいたかなり早い段階から、なぜか涙が出てきました。
「さいきん楽しかった食事」など、どうして涙が出るのかわからない場面で…。
母の胎内はとても心地よかったです。谷原さんには言わなかったのですが、
「ここから出たくないな」という感じがありました。
いよいよ過去世に入っていったとき、意識の浅さが全然変わっていなくて、
これで大丈夫かな、ちゃんと見えるのかな?と不安になりました。
「足元を見てください」といわれたときもまったく見えず…
いろいろな選択肢をあげていただいても、そのどれでもあるような気がして
焦っていたのですが、ふいに、きれいな波打ち際に足をつけている情景が
浮かびました。 長い三つ編みで、長袖の水色ワンピースを着た女の子でした。
頭にインディアンのような羽飾りをつけていて、ワンピースの裾と袖に
きれいな刺繍が してありました。民族衣装だなと感じました。
その女の子は海を見るのが好きでしたが、寂しそうでした。
名前はアンジェリカかアンジェリーナかです。たぶんアンジェリカです。
アンジェリカは男の人と、小さな子供3人と住んでいます。
木で出来た小屋に住んでいて、熊の敷物が飾ってあり、壁や床に使われている木板は
ライトベージュ色で、新しくてきれいです。
中央に火をおこす場所があって、それを囲んで、敷物の上に座ってみんなでご飯を食べます。
部屋の雰囲気は暖かく優しいですが、会話はありません。
アンジェリカは男の人の機嫌を気にしながら食事をしています。
男の人は、最初はお父さんかと思いましたが、お父さんではないかもしれないと
途中から思いました。
子供たちもどこから来た子たちなのかわからず、アンジェリカと血の繋がりはありません。
男の人は体格が良くて、寡黙です。優しくて実直だけれど、恐怖の対象でもあります。
このあたりで、実際に心臓がドキドキしてきました。
「どうして自分がここにくることになったのか、その場面に飛んでみましょう」と
誘導していただいたとたん、頭が真っ白になって、声を上げて泣きじゃくってしまいました。
なんの感情もわかず、何の情景も見えないのに、どうしてこんなに激しく泣いてしまうのか
自分でもわかりませんでした。多分、とても恐ろしかったんだろうな、と思います。
なぜこの過去生がいちばん最初に出てきたのか…
たぶん、今の夫との関係にかかわっているのだと思います。
この男の人が、いまの夫かどうかは分かりませんが。
夫に対しては、行為を強要してくることへの強い怒りと恨みを
ずっと感じていました。
「男らしさ」「自信のなさ」を、私に行為を強要することで取り戻そうとしている、
私を道具にしていると。優しいところもあるけれど、その優しさゆえに憎みきれず、
結果として追い詰められる感覚がよく似ていました。
私が泣いてしまったので、「では7歳のときに飛んでみましょう」と誘導して頂きました。
そこは大きなお屋敷ときれいな花が咲いている庭で、私はお父さんとお母さんに
手を繋がれて、きれいな噴水の前でベンチに座っていました。
(7歳といわれたのですが、もっと幼かった気がします。5歳くらいだったかも)
後で分かったのですが、その過去生はアンジェリカ(アメリカ、カリフォルニア?)
のものではなく、サリーというイギリスのものでした。
別の所に飛んだのは、アンジェリカの人生が怖くてこれ以上見れなかったのと、
あの場面だけを見れば良い(今は)ということだったのではないかなと思います。
サリーのお父さんは優しくて、知的な職業の資産家という雰囲気でした。
お母さんも綺麗で優しく、私は二人に可愛がられてとても幸せでした。
庭には噴水とマリア様の像がありました。この庭は、最初の誘導で降りていった
時に見たものと同じで、そのとき私の隣に座ってくれたのはマリア様でした。
食事の時は、長いテーブルにお父さんが座り、その斜めにお母さん、
お父さんの対面に私が座って、召使が二人いました。
お父さんの後ろに、豪華なつくりの暖炉がありました。スープがとてもおいしくて
大好きでした。
お母さんは髪が綺麗で、ウェーブがかかっていて、腰まで伸ばしていました。
サリーはお母さんの真似をして髪を伸ばし、サイドの髪を後ろで止めていました。
次の場面、サリーががらんとしたダイニングで両手と両膝をついて絶望している
様子が見えました。
家具もなく、召使も、お父さんもお母さんもいません。
谷原さんに質問していただいて、戦争でお父さんが連れて行かれたこと、
貧しくなってお母さんが家具をすっかり売ってしまったことがわかりました。
空き家になってしまった家を恋しく思い、サリーはこっそり潜り込んだのですが、
懐かしいダイニングの変わり果てた様子にますます絶望してしまったようです。
次の場面に谷原さんが誘導して下さっても、サリーはその家から動きたがらず、
心がまだそこにあるようでした。
そして、次の場面なんですが…。セッションが終わってからしばらく感じてみたのですが、
名前がサリーではなくて「リーサ」のような感じ…。スペインっぽいです。
サリーは金髪でしたが、リーサは黒です。ただ、サリーのお母さんと同じ髪型をしていた
ので、やっぱりサリーかもしれません。
サリーが名前を変えて違う国に流れていったのかも…。
アンジェリカ、サリーはカラーだったのですが、リーサのときは毎回、
白黒の絵がぱんっといきなり現れる形式でした。
ぱっと見た感じ意味がわからないのですが、谷原さんに質問して頂くと
そのつど答えが現れて、意味がわかっていくという感じでした。
最初に現れた絵は、丸い帽子に長いスカートのリーサが、
向かい合って座る労働者風の男ふたりに水を給仕しているところです。
食堂か酒場かを経営していて、独身です。騙された経験があるので、男はもういいと
思っています。気ままで自由に楽しく、客とお喋りを楽しんでいます。
次の場面は、食堂と同じ材質の部屋で、リーサが座って窓の向こうを見ています。
木のベッドが二つ並べてあり、シーツは白くて綺麗です。ホテルのようです。
夜になると男の人が尋ねてきます。リーサはこの男性が大好きで、
おかえりなさい、と 嬉しそうに抱きついていきます。
男性は博識な学者で、山に入って研究を重ねているようなタイプの人です。
男性には家庭がありましたが、リーサはこの人の知識と優しさ、お父さんに似ている
ところに深くひかれて、不倫の関係になります。
肉体関係はおそらくありましたが、それは二次的なもので、
リーサとこの人はもっと高い精神性でつながっていました。
リーサは美しくて快活で、いろいろな人と付き合いがありましたが、
気が狂いそうなほど執着した男性は生涯この人だけでした。
この絵をみて最初不思議に思ったのは、場所が明らかにホテルなのに、
この部屋が自分の家のように懐かしく愛おしく思われたことです。
なので最初、ホテルなのか自分の家なのか判断がつきかねました。
それは、リーサにとってこの部屋が、愛しい男性と過ごせるかけがえのない
場所だったからだろうと思います。
リーサの最後は67才で、いつも外を見ていた窓から身を投げて…というものでした。
街に人はおらず、青空がきれいでした。寂しさに耐えられず、この先もずっと
こんな人生だろうという諦めのような感じがありました。
部屋からあまり出て行くことはなく、閉じこもっていました。
日常から抜け出せないその感覚が、今の自分と重なっています。
リーサの肉体から出て、ガイド様に会いに行きました。途中、雲に座っている
男性がいて、(リーサの恋人です)あれ?これさっきの人…と戸惑っていると、
谷原さんが「その人は本当にガイドさんですか?」とたずねて下さいました。
そのとたんに体が上に引っ張られて、どんどんどんどん引っ張られて、
上がっていく私を、リーサの恋人が優しく手を振って見送ってくれました。
上へ上へ、どこまで上るんだろうというくらい上にまで行くと、
星空と雲(ちょうど谷原さんのブログの背景に似ています)のある場所に
イラストで描かれた太陽(谷原さんのブログに掲載されていたのと同じ方です)
がユーモラスに笑っていて、次には猫くらいの大きさの光に変わりました。
谷原さんが色々と質問して下さるのですが、光のガイドさまはその間ずっと
リーサと一緒に飛んだり跳ねたりと楽しそうに遊んでいて…
あのあたりはガイド様やリーサから答えをもらうのに必死だったので
(頑張って集中しないと答えをもらえない感じだったので)
谷原さんの質問の内容をあまり覚えていないのですが、
ある質問のときにリーサがガイド様を私に「はい」と手渡してくれ、
ガイド様が私の頭のてっぺんから体の中へすうっと入ってきました。
またある質問のときには、ガイド様が嬉しそうに飛び跳ねて
私の頭上で大きく輝いたりしました。
ガイド様は今もなんとなくそばにいてくれている気がしますし、
リーサは前世の私ですが、優しいお姉さんという感じで、
そばにいて励ましたり慰めたりしてくれます。
リーサから私へのアドバイスは、「食事を作って食べさせること」。
ガイド様からのアドバイスは「体力作り」「身の回りをきれいにして、
家に人を招く環境を作ること」。
「その結果、どうなりますか」と谷原さんが尋ねてくださったとき、
スーツを着て講師をしている自分の姿が見えたのですが、
その直後、ジャングルのようなところを、船に乗って洞窟に入っていく
男の人のビジョンが見えました。
洞窟の中にも光があって、洞窟が閉じられていくときの光の美しさが
印象的でした。
ずいぶん長くなってしまって申し訳ありませんが、あとすこし感想を書かせてください。
後日談的なものです(笑)。
今日、夫から「話がある」と言われ、不妊治療の話を持ちかけられました。
子供を持ちたいという気持ちも説明され、納得できるものでした。
私は子供を持つことに恐怖心があり、また夫への愛憎半ばした気持ちもあり
混乱があったのですが、夫の話を聞きながらガイド様を思い浮かべた時
ガイド様がすっと私のおなかに入って光ってくれました。
大丈夫だよ、といわれたような気がしました。
リーサも私を優しく抱きしめてくれました。
夫は起業も考えているので、この後のことはまだ考えられませんが、
セッションを受けたからこそ持ち上がってきた話なのかな…という気がしています。
それと、セッションを受ける3日ほど前ですが、ふと
「自分に似合う服が着たい、長いスカートを買おうかな」と考えたことがありました。
リーサの長いスカートがそれと重なるので、こんどお買い物に
行こうかなと思っています。リーサのことがとても好きです。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
ブログに掲載しづらい内容になってしまったので、申し訳ないのですが…
私のほうは掲載して頂いてかまいませんが、もし気になるところなどありましたら
略して頂ければと思っております。
谷原さんのセッションを受けることが出来、本当に幸運でした。
勇気を出して申し込んでよかったと思っています。
流れが変わるのを感じ、怖いような気持ちもありますが、頑張って
みようと思います。
予約がたくさんのようですが、また是非セッションを申し込ませてください。
これからもブログを楽しみにしています。
人生を変える暖かいセッションをありがとうございました。

ありがとうございました!
一つ一つのセッションはいつもいつも感動的で、
こうして体験記を読ませていただくと、
私の中で再びよみがえるものが沢山あります。
私たちは、悟れていない存在かもしれません。
おろかな存在なのかもしれません。
もっと目覚めて生きることは可能かもしれません。
でも、どんなにおろかでも、
必死に生きていることは事実です。
多大な労力と苦労とエネルギーを使って、
生きている。
もう、それだけでいいじゃない。と思います。
辛くても悲しくても良いじゃない。それが人生なんだもの。 といったのは岡本綾子。
落ちよ!生きよ! といったのは坂口安吾。
あちらこちら、命がけ といったのは太宰治。
みんな色々つぶやいてますけども、生きる。それを模索する。
それこそ人生ではないか、と思います。
「人はなぜ生きているのか。
生きる意味を見つけるために私は生きているんだ」
と中学2年の文集に私が書いた作文があって、時々その文集読み返すんです。
そのころから超理屈こねまわしてる私がいて、まったく変わってないですね。爆
嗚呼、リアル中二。

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