毎晩寝るときはいつも明日起きるのが楽しみだと思って寝る。基本的に寝る時間があまり好きではなく、人間だからしょうがないから寝るという事が多い。身体が「眠いよお」というのでしょうがないから布団に横たえてやるのだ。自分としては起きていたくてしょうがない。身体が眠いよお、というのでしょうがないから寝てやってるのに、時々さっさと眠りに入ろうとしない。おま、そんな調子で良いとおもっとるのかぁ!なんてことを言ってやりながらバイノーラルビートを身体に投入してやればイチコロである。口ほどにもない奴だ。なので朝、身体の目が覚めた時が非常にわくわくわくわくして飛び跳ねる心で起きるのだ。よしよしよしよし起きたか自分。そしてまるで茂木健一郎氏のように起きた瞬間にパソコンを開けるのが日課だ。しかしそうこうしているうちに、トイレにいけだの喉が渇いただの、飯でも食えやと身体は非常にうるさい。離れろビーム!とかで幽体離脱できないものだろうか。ほんとうにめんどくさい奴だなお前は。いやいやいやいや、そんなこと言ってると逆襲にあうかもしれん。よくよく言うじゃないか、身体に感謝しましょうとか。ポジティブシンキングとかの人が言うやつだ。目さんありがとう、手さんありがとう。身体さんありがとう、ってやつだ。やっぱりガイドにも感謝すると働きが違うし、目とか手とかも感謝するとすごい働きをしてくれたりするかもしれない。しかしポジティブシンキングって全然、美しくないんだよね。美しさの中には哀しみの要素は外せないんだよね。全部長調で出来てる曲とか、ポジティブシンキングの極みみたいな曲は全く綺麗じゃない。やはり美しさの中にはやるせなさや切なさ哀しみみたいな要素がどうしても必要でそれがないものには人は心惹かれない。美しいというのは真理なのだ。美しく身体を労わるとしたら、ありがとうとかいう感じじゃないな。「切ないね身体よ、お前はいつか滅びるのだ」とか言ってやるとかか。え、それはどうなんだ。。。
そして、朝、茂木健一郎氏のようにパソコンを開けると、なにやらあちこちにお金儲けの話を書き続けている人の多いこと多いこと。お金など、いくら稼いでもあの世には持っていけない。 あの世に持っていけないものになぜそんなにこだわるのか。たかが後40年か50年、無用にお金があったからなんだというのか。贅沢するのがそんなに嬉しいか。日々生活できれば十分じゃないか。
もちろん、何かをやっていたらそれが案外ヒットしてお金が入ってきたということもあるだろう。
しかしその人はお金が目的ではなかっただろうから、そのお金を使って更なるステップにチャレンジするだろうと思う。お金が目的でお金を稼ぐ人はただ使うだけだ。ただ消費して終わりなのだ。それは本当の財産とは言えない。
私は本当の財産は魂にあると思う。魂の輝きにあると思う。本当の財産は時間も時空も超えるはずだ。たかが人生80年の輝きではないはずだ。
なんてことをぐちぐち思いながら朝のパソコンを閉じ日々の生活に入っていくのであった。