死の体験旅行に逝ってきました!

この前、死の体験旅行というものに逝ってきた。
http://peatix.com/event/45040
これがなかなか面白かった!
内容について書いてしまうと、
これから体験する人に申し訳ないので、
内容は書かないけれども、
自分の「今」を見つめ直すにはとてもいい機会だった。
全身全霊を込めて、手に入れたものを、最後に、全て捨て去れなければならない。
                         ルドルフ・シュタイナー

このシュタイナーの言っていることを疑似体験できるワークである。
私が最後の最期まで手放せないとねばりにねばったものは、
自分では非常に意外なものだった。
しかし、このシュタイナーのセリフを見ると、
そうかもな、と思う。
人は全身全霊を込めて手に入れたものを、
最期にすべて捨て去れなければならない。
私は捨て去る疑似体験をする中で、
最初は苦痛を感じる体験が、
ある段階から、非常な安堵感へと変容する瞬間があった。
それは魂そのものへと返る安堵感ともいえる。
捨てても大丈夫。
死んでも大丈夫。
日常生活で我々は、
愛されなければ死んでしまう、
手に入れなければ死んでしまう、
そんな思いを無意識に抱いている。
でも、捨て去る疑似体験は私に告げていた。
捨てても大丈夫。
死んでも大丈夫なんだよ、と。
身体も、物も、家族も、友人も、
なにもなくても、「私」は存在し、
その「私」という存在が、
こんなにも、温かく豊かで濃く
そして何もないことが
とても嬉しいと感じたのだった。
この体験旅行は、あちこちでやってるようです。
願望実現とか手に入れるためのワークはよくありますが、
こうして捨て去るワークはなかなかないです!
ちょっと、一回死んでみる・・それは貴重な体験でした。
逝ってみる価値あり!

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