私達は生きていると、ときどき
「漠然とした不安」にでくわす。
芥川龍之介はその遺書に「漠然とした不安」が理由だと書いている。
私が芥川龍之介の専属カウンセラーであったら、
こう尋ねたい。
「その不安の奥にあるメッセージは何ですか」
私達に舞い降りるネガティブな感覚は、
何かのメッセンジャーである。
私達はそのメッセージに、注意深く耳を傾けなくてはならない。
不安だと思った時に「漠然とした理由のわからない不安」としてしまうと、
それは巨大なモンスターと化す。
私達の中にはかならず「理由」があるはずなのだ。
芥川龍之介はその理由を、
「生きるために生きる人間が哀れ」だからという。
いや、龍之介よ、
そんなにチャンクアップをしてはいけない。
もっとチャンクダウンしてみて欲しいのだ。
生きるために生きるのが哀れというのであれば、
きっと芥川龍之介は、
何かに追われていたのだろう。
人間が哀れなのではない。
芥川が何か哀れと感じる出来事に直面していたはずだ。
もっと具体的に何が、何が、そんなに不安だったのかを、
考えなくてはならない。
そうしたら、その不安が何かメッセージを伝えているはずなのだ。
「もっとゆっくり仕事して欲しい」とか、
「売れない作品になっても構わないよ」とか。
「執筆をしばらく休んで欲しいんだ」とか。
そして、そのメッセージに、
一つ一つ従って行動するだけで、
その不安は、強烈に小さくなっていくだろう。
不安に威力がなくなったら、
あとは、メッセンジャーの電話を切ることが必要だ。
完全に電話の受話器を置いて欲しい。
これを切らずにだらだらと聴き続けてはいけない。
このメッセージの正体はほぼほぼインナーチャイルドからだ。
インチャの声を聴き続けてはいけない。
あなたは子供に自分の時間を24時間支配されてはいけない。
受話器を置いたら、
あなたは次の冒険に向かうことができるだろう。
龍之介は死なずとも、
次の人生を歩むのだ。
全く新しい冒険がそこには待っている。
12月11日20時30分から
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