ヒプノシスの意志を引き継いだリエボーさん!

さて、ジェイムズさんのヒプノーシスの熱は、

イギリスやアメリカでは、

やや鎮火していきますが、


その後フランスで発展し始めます。

それは1860年 パリで科学者の集まりで、ジェイムズさんの論文が読まれたことがきっかけでした。


その集まりの中に、リエボーというお医者さんがいたのです。

リエボーはこのジェイムズさんが書いた論文に書かれているヒプノシスを試してみたのです。

すると、なんと!!!


その論文に書かれているとおりの結果が得られたのです!!

めちゃめちゃ興奮したリエボーは、

この療法に夢中になっていきます。


ジェイムズさんは被験者を寝てるか起きているかの狭間のボーッとした状態にするために、

凝視法などを使っていたのですが、


リエボーはそれさえ必要なく、

暗示だけでイケる!!!ということを発見します。





彼は暗示の力だけで、 患者を治療することができました。



リエボーはその後、自分が発見したことを世間に知らせようと、

本を出版します。



しかし5年間に五冊しか売れませんでした。。。






その後、ナンシー大学の著名な医学教授が、このリエボーの噂を聞き、

「そんなインチキをやってるのか!」と不審に思い、

こいつのイカサマを暴いてやろうと思い、



不治の病にかかっている患者をリエボーのもとに送るのです。


心は「あなたのやってるその怪しい療法で、この患者が治せるわけない」という思いでした。



その著名な医学教授の名は、ベルネーム。(ベルちゃんと呼ぼう)




さぁ、リエボーどうなる!?


絶対絶命!?







本当に漫画のようなドラマのような展開ですが、





リエボーはその送り込まれた不治の病の患者を完治させてしまうのです!



すごいよね!



ベルちゃんは、これにめっちゃ感動!



オー 

グレイト! 

ワンダフル! 


ファンタスティック!!!!!!



ここから、リエボーとベルちゃんは一緒に仕事をし始めます。


ベルちゃんはナンシー大学の教授だったので、

このリエボーを大学に呼び、

2人で共同研究を始めたのです。


この2人が研究を始めたこれを「ナンシー学派」と言います。


ここで、決定的に、

ヒプノシスが、

物理学的な現象ではなく、

心理学的現象であることが周知されていきます。



暗示の力の重要性を彼らは強調していきます。





ヒプノセラピーって

スピリチュアルだと思われたりしがちですが、


実はスピではありません。



こうして、医師や教授たちによって、

実験を繰り返しながら、進化してきた、

歴史のある手法です。



さて、ヒプノはその後どうなっていったでしょう。


まだまだお話しは続きますよ!


次回もお楽しみに!

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