犠牲者という役割も、
多くの場合は自らその役割を選択しています。
可愛そうな人と思われることで、
メリットがある。
自分をかまってくれるとか、自分に注目してくれる・・
自分を世話してくれる・・などというメリットです。
そうして犠牲者も相手からエネルギーを奪うことができる。
親切な人は、なんとか助けてあげたいなと自然に思う。
これは、生命維持本能として、
人間が持ってる自然な気持ちです。
お母さんが赤ちゃんを守ろうとする本能とか、
動物もよく人間の赤ちゃんがピンチだと助けたりしますよね。
種を超えてそうした本能がある。
昨日は救済者という話をしたので、
助けるという行為が全面的に悪いみたいな印象を与えたかもしれませんが、
本当はまったくそんなことはない。
困った人を見れば助けたいというのは、
もともとは自然な気持ちです。
実はエネルギーを吸うような救済者と、
自然に誰かを助けるという気持ちは、
本当は全然違うものです。
その根底にあるものが違う。
どう違うのか。
それは、エネルギーを吸ってる救済者は、
ときどき、自分で犠牲者を演じています。
この役割はぐるぐる変わるのです。
それが、ドラマにはまり込んでいる人の特徴です。
可哀相な人がいて、私がいてあげなきゃ、、と思って結婚・・。
結婚してあげたのよ。
私があなたを助けてあげるわよ! (ここまでは救済者)
私がこれだけ頑張ってるのに、あなたはどうしてそうなの? (ここから犠牲者に変身)
私こんだけやってるじゃない!!
はいはい。
こうなると、完全にエネルギーのドロドロに巻き込まれています。
そうしてエネルギーのクレクレ乞食なのです。
エネルギーを私に頂戴!という状態。
いつでも欠乏しています。
だから、困った人をみると助けて、
救済者を演じ、無意識に相手からエネルギーを奪おうとしてしまう。
自分の価値を認めてほしいと人に押し付ける。
悪気はないんです。
まったく悪気はない。
ただ、そういうエネルギーの循環にはまり込んでしまった・・というだけなのです。
これは本当にいつでも、どこにでも、このエネルギー装置は転がっているのです。
誰もが、いつでも、このエネルギー装置にハマりこみます。
「誰もが」です。
議員の野次問題とかもそうですね。
まったくこのゲームなのです。
言われたほうは被害者を演じ、やったほうは加害者で、
可哀相!酷いじゃない!と沢山の人が救済者を演じています。
救済者を演じることで沢山のメリットがあります。
犠牲者もメリットがあります。
それが人間ドラマというもので、、
じゃぁ、あなたは、そこから何を演じたいと思いますか?
どういう自分でありたいですか?
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