山形ツアーとペルソナ

松村潔先生とマドモアゼル愛先生との山形ツアーの件ですが、
東京から庄内空港までANAから飛行機が出ています。
12時35分に乗って13時35分に到着の飛行機です。
東京から飛行機でいく組はこの飛行機に乗ることになると思います。
(行き方は自由ですので、電車で行かれる方もいるかもですね)
飛行機代金が往復で28000円前後ですかね~。
まとめて谷原がお申込みとかするのもちょっと考えたのですが、
行き違いとかキャンセルとか出た場合とか、ごちゃごちゃしそうなので、
飛行機は各人でお申込みをしていただいて、
山形ツアー参加者さんは、12時35分の飛行機にのるべく、羽田にこい!!という感じですね。
実は国内線の飛行機って乗ったことなくて(爆)ちょっとドキドキしている谷原でございました。
乗ったことないんですよ~。なので羽田のどこ集合とかまったくそういう事が提示できません!笑
とにかく乗り込みゲートに来い!とかそんな感じですね。爆
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このツアーの主催の川本さんのブログが色々と記事がアップされてきています。キャンセルポリシーなどもアップされていますので、
どうぞご覧になってください。http://ameblo.jp/maanja-jp/
はい。で、昨日の続きに参りたいと思います。
ユング先生のペルソナですね。
ペルソナというのは「仮面」という意味です。
もうそんなの知ってるわいという方もいるかと思いますが、
始めて聞いた時には「ええっ。。か、仮面?」みたいな感じがするかと思います。
そんなの、詐欺師みたいじゃない?とか思うかもしれません。
そして、中年の危機をうまく脱出するためには、青年期にこの仮面を育てる必要がある。
ええー、嘘つきっぽい~とか思った、そこのあなた!
このあたりは「語感」というのが関係してるかと思います。日本語で「仮面」という時のイメージとか、
文化とか風習とかで受け取る感覚がちょっと違うのだと思います。
正しくこの意味を整理すると私は下記のようではないかと思います。
つまりどういうことか、と言いますと、私たちは日常を生きるために沢山の役割(仮面)をもっています。
母親という役割だったり、会社員という役割、妻や夫、恋人、先生とか生徒とか、
その場その場で必要な役割(仮面)を持っていますね。
それを育てる・・ってどういうことでしょう。
私は思いますが、役割(仮面)というのはヒンドゥー教でいう「ダルマ」(義務)のことだと思います。
人にはそれぞれ、役割に対する「ダルマ」義務というものを持ちます。
その場その場で求められている自分の行うべきダルマというのは、それぞれです。
生徒には生徒としての仮面・義務・ダルマがあります。
もし、私が生徒という役を授かったなら、正しく生徒でいなくてはいけない。
生徒という役割を授かったならば、先生に従うべきだということです。
生徒という役割を演じているときに先生のふりをしてはいけない。
それはダルマに反するわけです。
生徒としての正しい役割、あり方に徹するということです。
会社の社長のダルマと、社員のダルマは違います。
社長は社長としての役割ダルマがありますね。それは窓拭きとかトイレ掃除とかではないわけです。
社長がトイレ掃除をしていては、会社は成り立たない。他にやるべき重要な事があるからです。
それに邁進してもらわなくては会社は成り立たないわけです。それが社長という仮面・義務・ダルマです。
社員は社員としてのダルマがある。その人に割り当てられた役割というのがある。
それは時にトイレ掃除だったり窓拭きだったりもする。社長がやらないからといって、
マネしてはいけないということです。あたりまえですが。
ヒンドゥー教では「ダルマを守るものを神は守る」という言い方をしたりして、
このダルマを守る、というのは必須科目のように言われます。
その役割を演じ切ることが必須、そう言われるのです。
そうしてそれが心身ともに守れた人こそが、神に守られるのだと言われます。
この時とても大切なのは「これが仮面だ」という認識を持つか持たないかということだと思います。
私はこの役割を演じているのだ、という認識です。
そう、これは仮面なのです。
そういう役割を演じている自分、ということ。
ユングが「仮面」という言葉を使ったのにはそういう意味があるのです。
つまり、この世で生きている自分は仮面であり演じているのであり、
もっと上位のあなたが、それをコントロールできるかどうか、そこにすべてがかかっているということです。
つまりもっと言うならば、役割を演じている自分を自分だと思ってはいけないということです。
それは自己から分割した自分であるということです。
その分割した自己に埋没してはいけないということです。
だけども、その分割した自己が、正しくその義務を遂行せねばならぬということ。
青年期には、そうした仮面の自己をしっかり作りあげることが必要だとユングは言っています。
全体性や統合化という問題は40歳以降の問題です。
その前までは統合化を考えるべきではない、とユングは言います。
しかし40を超えたならば、それまで築いた仮面が打ち破られる体験をします。
その時こそが、本当の自分に出会うタイミングなのです
また明日に続きます。

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