EFTのタッピング療法

最近、セッションに取り入れているEFTのタッピングですが、
河童先生が記事にしています。
http://sarume.exblog.jp/20736104/
このEFTのタッピングですが、
私はTFTの思考場療法の本を読んだときに、
「キタァアア!!これだぁあ!」というような啓示があったので、
色々調べた結果、TFTを学ぶのは時間がかかりそうでしたから、EFTを習いに行ってきました。
人間というのは身体の中にいろんな即時反応を持っています。
即時反応がなければ生存できないからです。
その即時反応は、余計な事に反応しだすと、それはとても不必要な反応となって、
私たちの生活さえ脅かしてきます。
たとえば、昔の人はライオンをみたら逃げるというのは、当たり前ですよね。
クマをみたら逃げるとか。
それができなければ、襲われて死ぬかもしれないわけですから、
絶対的に逃げなくてはいけない。


これがまさに、即時反応の場面です。
日本ミツバチは大スズメバチにふれた瞬間に飛びのいています。
でも、このビデオで見る私たちは、ミツバチが飛びのく必要が全くないことがわかっています。
大スズメバチは死んでいるのですから。なんの危険もありません。
でもミツバチは過去のデーターより、
ミツバチ一族、ミツバチのクラスター生命をかけて、
大スズメバチへのセンサーを持っていて、
触れた瞬間に「危険!」という信号を自分の身体に送っているわけです。
こうしたことは沢山私たちの身体の中にインプットされています。
過去からの記憶、個人的トラウマから、集団的トラウマ、
こういう状況になったら危険! という情報を身体にもっているわけですね。
例えば、子供の頃に体験した嫌な出来事が、この即時反応として身体にある場合があります。
子供の頃は潜在意識が開いた状態になっていることが多いので、
とても意識の深いところに体験が記憶されていることが多いです。
人に愛されなかった記憶、拒絶された記憶、そうしたものが根深いところに記憶されていると、
変な話、人をみたら「愛されない・拒絶される」という即時反応が起きていたりするわけです。
その即時反応はいらない可能性が高いわけです。
そうしたものをタッピングによって、少し緩和することができます。
記憶が無くなるわけではないので、完全に除去できるのかどうかというのは、
私もまだまだこの手法による臨床が必要な感じで、わかりませんが、
私の所でEFTタッピングをさせてもらっている様子をみていると、
かなりの改善が一瞬にして行われてしまう人もいます。
「??? わかりません。。。」という人もいます。
「わかりません・・」という場合、
私のテクニック不足とかもあると思います。
でも、なにがしかの効果がある様子を感じているところです。
結局、こうしたトラウマと呼ばれる、身体的な精神的な即時反応は、
脳みそが行っていることだということです。
そういうシステムがあるということ。
だから、その解除の方法が必ずあって、
その解除ができれば、
即時反応は起きなくなる。
こうしたことは、占星術やカウンセリングではできない種類のことで、
本当に身体のシステムみたいな所からのアプローチが必要なんだと思います。
ヒプノは、トラウマ解除もするのですが、EFTほど即効性がないです。
ヒプノの効果はじわじわくる感じと、
ビジョン視に対する解釈がその人の知的背景に左右されてしまうという難点がある。
EFTは身体にきちんと反応できる人であれば、即効性が早い気がします。
このEFTはそれを身体の経絡と感情との結びつきを科学してるということだと思います。

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