自分の本当の目的はどこなのか

それで、たとえば、
水のサインが個人天体に一つもないのに、
セラピーの仕事を始めているとかいう場合、
セラピストの仕事をやめましょうではなく、
自分の目的をよく理解してほしいと思います。
自分の目的をよく体感してほしいと思います。
それは、自分を、よくよく客観視することで、
感じることができます。
自分の魂は、良くわかっているはずなのです。
でも、自我がそれを邪魔しているだけなのです。
たとえば、水サインに天体がないのに、セラピストになった人は、
人と共感したいのではなくて、
もっと他のことが目的であるはずです。
その目的ってなんですか、というところを体感してほしい。
自分の魂は知ってるハズなんです。
セラピストが目的じゃなくて、その先にある本当の目的があるはずなんです。
そして、その目的から目を離さないでほしいのです。
誤魔化してはいけないです。
目をそむけないで欲しいのです。
目的は、啓蒙活動のためかもしれないし、
監督能力の発揮のためかもしれないし、
情報発信のためかもしれないし、
どんな目的であっても、
それは悪いことじゃないんです。
セラピストの仕事の目的が、
人を癒すことでなければいけないという事ではないはずです。
別の目的のための手段がセラピストという仕事もあっていいわけです。
そこに後ろめたさも、いけない事だと感じる必要性はありません。
だけども、しっかりと見ないといけない。
自分の目的をしっかり見ないといけません。
そこにしっかりと目を向けた時に、人生が動き始めます。
これは本当です！
でも、そこから目を背けて、
いや、私の目的は人を癒すことなんだ！と固執すると、神様は味方しません。
自分の目的を見定めた時に、運命は初めて動き始めるのです。
そこには、あなたにしかできない仕事があるからです。
たとえば、岡本太郎とかは、うお座と水瓶にほとんど天体があって、
土サインはやぎ座の火星だけです。
形にした時に、そこに神様が宿るのが土サインです。
これがもし全く土サインがなかったら、作品を作れないと思うし、
作っても、魂はそこに宿らなかったと思います。
でも、他の天体はうお座だの水瓶座だのなんですね。
岡本太郎の目的は作品作りじゃなくて、そこに未来ビジョンと情感を込める事だったと思います。
命の尊さを情感込めて訴える事だったのだと思います。
そこが目的で、ある。その目的をしっかりと見定めていたはずです。
作品作りが目的ではないとわかっていたはずです。
だから岡本太郎の作品は「綺麗」ではないです。
美しさなんてものは表現されてないと思います。
奇妙奇天烈でざわざわするような作品です。
でも、そのざわざわさせることが目的だったはずです。
この「何が目的か」部分がとても大切なのです。
なにが目的なのか。
自分は、自分の魂は何が目的なのか。
そこがわからないと、人生全体がブレブレです。　
そこがわかった時に、本当の人生の喜びが、リアルに押し寄せると思うのです。
そのためには、自分の5天体をフルに使わないとならないと思います。
どこにも取りこぼしがあってはいけない。
どの天体の要素も使わないといかん。
個人天体の5天体（月・水星・金星・太陽・火星）のうちに、
土が一個でもあるなら、作品にしないといかん。
水が一個でもあるなら、カウンセリングしないといかん。
風が一個でもあるなら、情報を流さないといけないし、
火が一個でもあるなら、世の中に照明弾を空に打ち上げねばなりません。
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