これはこんなところに書いて良いかどうか迷うが、
私は昔、自分が「多幸症」という病気なのではないかと思っていた時期がある。
今は病気だとは思っていないが。
多幸症とはなにかというと、
理由もないのにとても幸せ感にあふれるという病気だ。爆爆
病気の多幸症はたぶん、病気っぽいのだ。
私は病気っぽくはないので、たぶん病気ではない。(と思う)
基本的にハイテンションとかはないし、
ブログを読んでる読者さんは私のことをどう思っているか知らないが、
私は会ってみれば、実に落ち着いた人間である。(と思っている)
でも、得も言われぬ幸せ感にあふれてしまうということは時々あって、
それは不意に、全身を取り巻くような幸せ感で満ちるのだ。
(でも、その時に突然笑ったり、叫んだり、飛び跳ねたりしないから安心してくれ。)
この感覚は子供の頃はもっと強かった。
子供のころは幸せだと思ってよく一人で泣いた。
この話を人にすると、ビックリされることが多いのが不思議なのだ。
そういうことは普通はないのですか?
私は子供の頃は、
「こんな立派な父と、優しい母の元に生まれて、自分はなんて幸せなんだろう」
と思って部屋で一人で泣いた。
心の底から「幸せだー、幸せすぎるー」と思って一人で泣くんですよ。
そういうのみんな体験ないの?
ただ、この考えは本当なんですか?と大人になってから問えば、
そんなことはない。
現実的にはそんなに立派でもそんなに優しくも無かった両親だと思う。
でも、子供の私にとっては、十分すぎると思っていた。
私が中学生や高校生になったとき、
まわりの人が、不幸そうなことに初めて気が付いた。
憂うつって、何?
ブルーな気分って、何?
眠れないとか、何?
どうしたらそういう気持ちになるのかがわからなくて、知りたいと思った。
憂うつな気分とか、カッコいいなと思った。
知りたかったけれど、どう頑張っても憂うつな気分になることはできず、
すぐに私は幸せな気分になってしまい、知る事は出来なかった。
(文章にしてみると、結構バカっぽい感じだ。)
(バカは風邪ひかないとかと似た匂いがする。)
私は20代くらいになったときに、
インド式の信仰生活にハマった。
その時にもすごく不思議だった。
みんなは苦しみから逃れたいとおもって信仰するらしい。
私には、逃れたいとおもう苦しみがもともとなかったし、
信仰とは、別に苦しみから逃れるためではなく、
あたりまえの呼吸のようなもので、
神は生きる指針であり、
向上するための目標であり、
御利益をもらうとか言語道断だと思った。
また、神と対話するのは自分であり、他人ではない。
私は他人の言葉なんか、聞く気もないのだ。
そんな人達と自分の考えが合うわけもなく、
私はさっさと団体からは抜け出し、
私と神、それしかいないという生活に入った。
それは、本当に幸せだった。
身がよじれるような幸福な毎日だった。
こちらは↓アビラのテレサだが、
この彫刻のテレサがエロいという噂はもっぱら有名。(私の中で。爆)
アビラのテレサはキリストの幻視を何度もし、
その度に恍惚となった。
ある時は天使が彼女の心臓を突いた。
修道院というのは、そこでどんなことが行われていたかあまり外に出ないのでわからないが、
その宗教的恍惚感とか、霊操と呼ばれるキリスト教会の修行とか、
私は何かそこにすごくなじみがある。
私は、大袈裟にいうならば、この彫刻のテレサように幸せだったのだ。笑
そのうちに私は思った。
私は何かしなくちゃいけない。
(そりゃ、誰でもなんかしなくちゃいけないんだわん)
・・・・・・・続きはまた明日!
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