昨日はしほさんの所で初ヨガしてきました。
かなり、今まで放置していた身体を意識した時間でした。
「はじめてヨガやったとは思えない」と何度か言われたのですが、
いやいやいや、初めてです。
なんかでも、そのセリフは、
いろんなことで言われるセリフだなと思いました。
何をやっても、スタートだけは、
誰よりも習得が早い気がします。
テキトウに最初だけはできる、、すでにできる、、みたいな感じです。
で、そこからどうするの?ってところで、
続かなくなったりすることが多い気がします。
でもこんな自分になったのは40過ぎてからの気がします。
馬鹿が言ってると思って聞き流してほしいところですが、
40才すぎたときに、
「私、こんなに才能あるのに、家にいるの、マジ勿体なくない?
どうしたらいいの?すっごい勿体ないだけじゃなくて、
この自分をここに放置しておくのは罪のような気がするんだけど!!」って
オットに泣きついたことがありました。爆
その頃は洋裁とかにハマったりして、
シャツでもジャケットでも縫っていました。
それも、始めたら1か月で、すぐできるようになって、
プロに見せても、これは綺麗に縫えてる!と言われたほどでした。
ウッドデッキを作ったりもしました。
その仕事ぶりも、「これはまじ本格的だ」と言われ、
初めて作ったとは思えないと、みんなに言われました。
何をやってもできる自分、どうしよう、みたいな(笑)
そんな自分が40過ぎて忽然と現れたのです。笑
私は何度かブログに書いていますが、
子供の頃は学習障害みたいな感じで、
字が読めないし、書けないしでした。
字なんてさ、、読めないものは読めないよね。みたいな感じでした。
でも、そのお陰で、
成績が悪くて普通、というポジションに子供の頃からいることができたので、
学校の成績をあげネバならないとか、
良い点をとらネバならないとか、
そういう普通の常識的な、「ネバならない」という脅威にさらされないで、
ただただ、自由に毎日いろんな空想をしてすごせたのです。
子供はできるだけ、自由な時間をたっぷり過ごしたほうが良い、
そのためには勉強もしなくていいし、
余裕があれば勉強したらいい。
出来る限り自分の好きな事して過ごしたらいい。
それがゲームでもいい。
飽きるまで徹底的にやったらいい。
誰にも阻害されず、やった体験が子どもの脳を育てると思っています。
つまり緊張が人の能力を奪うんだよね。
大人になったら沢山緊張したらいい。
その時にはその緊張が、最大限の能力を引き出してくれる。
でも子供のときの緊張はただブロックになるだけのように思います。
音楽家とかって小さい頃から訓練してる人が圧倒的に多いのですが、
クラシック界全体の低迷は、
それをやってる人達が子供の頃から訓練しすぎてるせいだと思います。
訓練した結果、なんか大人になって、はじけられないというか、魅力的になれない。
それが精神のブロックになっていて、
その見えないブロックを聴衆は感じ取る。
そして息苦しい気がする。
だから低迷する。
そんな感じのような気がします。
親はなにか小さいときにガンガン教育しないと、
ろくな大人になれないような気がしている人が多いですが、
ぜんぜん、それは逆なんです。
小さい時に教育すればするほど、小さい大人になっていくんだと思います。