自分ができることと、社会が求めてることの接点がある

ここへきてHPの大改造を行っているせいで、

意識がブログにまで回らず、更新がとぎれとぎれになっております。

今はめっちゃHPに全力投入中でございます。

昨日は若宮正子さんの記事を読みました。

82歳の女性のiphonアプリの開発者です。

記事はこちら↓

http://toyokeizai.net/articles/-/174799

若宮さんが三年前に出たTEDの動画があった。

「コンピューターを買って三か月後、私は接続に成功したのです!!」

いやぁ、素晴らしいと思いました。

私はこういう老人になりたいなと思いました。笑。

将来イメージって大切じゃないかな?って思うんです。

先日、長男と話ししてて、

長男の周りにもマスコミ関係に就職したい人っていっぱいいるんだそうです。

学校側もマスコミ就職のためのセミナーを開いていたり、

OB、OGでマスコミ就職した人はもてはやされていて、

アナウンサーになりましたーとか、どこどこ出版社に就職しましたー

とかいう人を呼んだりして、

わりと学生をその気にさせてるんだそうなんです。

長男は「そんなのおかしいって思うんだよね」と言っていました。

「マスコミに入れる人なんてほんのわずかなのに、

そんな人のためにセミナーとかおかしいでしょ。」という。

うんうん。そうだなって思います。

人生計画を立てるとき、できるかぎり、自分の可能性がいっぱいある方向に自分を持ってくって大切だと思うんですね。

私の友人たちもマスコミ行きたいって言ってる人は沢山いて、

テレビ局に何が何でも入るんだとして、就職浪人して、地方テレビ局に入った友達とかもいましたし、

何が何でも出版社に入るんだといって、有名大学からとても小さな編集社に入った方もいました。

そこまでして自分の思いを遂げたところで、その後をみてるとそんなに良い事あったのかな?

???と結構疑問だったりします。

(いや、そんなこと他人に言われるのは余計なお世話だと思うけど)

私はといえば、その頃はバブルがはじける前でしたから、

このご時世、絶対にいっぱい就職口があるのは、コンピューター会社関連だと、

情勢を見た時に思いました。

最初は車屋さんとかまわってたんですけど、いくつか回ったところで、

これからの時代はコンピューターだな。そこに膨大な可能性が秘めている、って思ったんです。

もちろん、SEの過酷な仕事ぶりなども話題になっていましたけれども、

それは過酷に働かされるほどの仕事があるとい意味だし、

仕事があるところに就職しよう、と決めたのです。

それが生き抜く知恵だと私は直感しました。

SEで行こうと思ったら、内定はあちこちからもらうことができて、

どこに行こうかな♪というほど内定をもらいました。笑

人生設計を考えた時、

自分ができることと、社会が求めてることの接点がある。

必ずこれはあるんです。

自分ができることと、社会が求めている事の接点の、

そこを見極めると、あらゆる可能性が開かれてくる。

ただ自分がこれをやりたいんです、ではなくて、

もちろん自分がやりたいは原点なんですけど、

社会がもとめてるニーズがある。

そこを突いていく生き方があるんだと思うんです。

長男は面白いんですが、こんなことを言っていました。

「大学受験も、自分の行きたいところに受からなかったから、

明治とか法政とか独協とかを蹴って、浪人する人がいる。

でも、僕はそれは意味ないと思う。

そんなことをしても来年同じところが受かる保障もないし、

どんな大学でも受かったらそこに行って、

そこから先どうするかを考えることができないといけないんだ。

それが生きる柔軟性なんだ。」

私もそう思います。

自分と世界の接点は、学校名などにはないんです。

出身大学などまったく関係ないです。

それよか、そこからいかに人生展開していくか、その知恵のが社会に求められています。

そういうことがわからないで、

学校名とか職業イメージとか、そういうものに惑わされていると、

いつまでたっても自分の人生は始まらないと思いますよ。

自分と社会との接点はそんなところには無いんです。

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