被害者意識と加害者意識がある。
被害者意識は、
とにかく私は絶対に悪くない! 加害者ではない!
という気持ちが根底にあるので、
それを証明するために、
いつでもいつでもいつでも、
他人にヒドイ目にあうことをいつでも待ち受けていて、爆
ちょっとでもヒドイ目にあうと、
「ほら!!あんたが悪いぃいい!! 私わるくないのにぃいいい!」と言い出す。
被害者意識があると、自分が悪くないのを証明するために、
酷い目にあうのを待っているし、
時には、落としあなを掘って待っている。笑
いつでも実は自分が仕掛け人であり、自作自演に過ぎない。
この被害者意識、わりと可愛い。(笑)
まちがいなく、誰もがやってるし。楽しいし可愛い。笑
意外とすぐ抜け出すことは可能だ。
それが自作自演で、自分で穴掘って待ってたろ?って知ってしまえばいい。
自分の心の奥底にある、意図を見抜いてしまえばいい。
被害者にみえて、実は加害者だったと知ればいいのだ。
テヘペロ、って感じだ。爆
で、厄介なのは、加害者意識のほうだ。
加害者意識は罪悪感と訳される。
自分が悪いと思っている感覚だ。
罪悪感(加害者意識)に苛まされている人は、どうしたらそこから抜け出せるだろうか。
一見、ムズイ。
一見、「自分が悪い」「自分が原因」と、思ってるからだ。
実はそこが罪悪感の巧妙さなのだ。
罪悪感に苛まされる人をよぉーく観察すると、
だいたい被害者と加害者と行ったり来たりしている。
この行ったり来たりが微細でひも解きにくいのが罪悪感だ。
つまり被害者意識は、音の波形が長いけれども、
罪悪感(加害者意識)は音の波形が短い。
簡単にいえば、
「罪悪感の場合は、私が悪かったんですと言いながら、
相手を被害者にしつつ加害者にもするのだ。」
それは
私が悪かったと思う事で、相手に攻撃されるのを待っているのだ。
その瞬間自分が被害者になれるので、
そのタイミングを見計らっているのが罪悪感の状態なのだ。
どういうことか噛み砕くと、
私が酷い娘だからあなた方は苦労しましたよね?
といって相手を被害者にし、
私を責めるのも当然です、私を罰してくださいと、
今度は相手を加害者にするのだ。
もう一度言おう。
親にごめんなさい、私が悪いんですと言って、相手を被害者にし、
だからあなた方が私を罰するのは当然と、相手を加害者にしているのだ。
意味がわかるだろうか。
心理の中で非常に細かく、
被害者と加害者を行ったり来たりするのだ。
これが罪悪感の正体である。
例えば自分がBさんに酷い仕打ちをしてしまった。
自分は加害者である。罪悪感でいっぱいだ。
私は酷いことをしました。この時点で自分は加害者だ。
しかし「ごめんなさい」と言った時点ではどうだろう。
自分は酷い存在ですから、どうぞ私を攻撃してくださいと言ってるも同じ。
私を罰していいんですよ。
そうして、罰されれば、自分は被害者になれるのだ。
つまりもっと端的に言えば、
被害者になれるタイミングを計っているのが罪悪感といえる。
ええ?
それすごくないか?
そうすごいです。
「こんなに酷いんです、私」「価値ない人間なんです」「すみません」
と思いながら、
さらに奥の無意識ちゃんは、こう言っています。
価値ないんだから、あなた私のこと罰するよね?攻撃するでしょ?
だって、こんなに価値ないんだから、私のこと攻撃するよね?
酷いもんね、わたし。こんなに酷いんだから。おらおらおら。
と、
相手に攻撃するように煽っているのが罪悪感です。
無意識ちゃんったら、、、そこまでやるのか?
はい。やりますよ!笑
そうして、何が何でも被害者をやるのです。
煽って煽って、
誰かに攻撃してもらって、
「ほらほら、やっぱり私酷い人間だから、こんな目にあうのよ」
罪悪感は巧妙なのです。
自分を攻めているように見せながら、
相手を加害者にして、
最終的に、
相手を酷い奴だなって心の奥底で思うのが罪悪感です。
最後に、自分が被害者をやるための道具が罪悪感なのです。
だから罪悪感を持ってる人は、とても弱いフリをします。
弱くてダメなフリをします。
そうして、誰かに攻撃されるのを待っているのです。
なぜ?
被害者をやるためです。
大切なのはこうした心理の仕組みをしって、
そこから抜け出すことです。
被害者意識も、罪悪感も、パワーゲームでしかないのです。
自分が全てを作っていることをしれば、
パワーゲームは必要ない。
私のブログに書いてあることは、
リブログ・シェア・転送・転載はご自由に!
あたかも自分が発言したかのように言っちゃっても OKだぜ!!!!
コメント
いきなりのコメント失礼いたします。今回の加害者と被害者の記事を読んで「まさに自分のことだ」と気づき思わずコメントいたしました。
私は自分がしでかしたことの罪悪感に苦しんでいます。
自分で自分が許せない自分がいます。
でも同時に虫が良いかもしれませんが
許されたい
こんな私でも幸せになりたい。
そう思っています。
今までは被害者意識でいっぱいでした。
でもいざ自分が加害者の側にまわると
被害者でいた方がどんなに楽かと感じました。
今まで人を許せない気持ちでいっぱいでしたが
自分が加害者になることで
その気持ちがどこかに行きました。
加害者、被害者はパワーゲームだと書いていらっしゃいましたが
私もこの次元を抜けたいと思いました。
長文失礼いたしました。