私は昨日、
心のひっくり返しが起きて、
家族の愛に触れて、泣いた。
はぁ、胸がいっぱい。
私の叔父は、ノーベル賞候補と言われた、
世界的権威をもった科学者で、
昨日はつくづく叔父のいろんな記事を読んだ。
叔父は去年亡くなった。
叔父の追悼記事に、紹介されていた叔父の口癖。
「俺たちは悲しくなるくらいに勉強した。 明けても暮れても勉強だった」
叔父はいつもそう言ってたらしい。
悲しくなるほど勉強しなければ、命を かけて研究しなければ、
真に新しいものは生み出せない。
私にとって叔父は親戚なので、
叔父が何をどう考えていたかなどには、深く触れたことはなかった。
ただ、いつも会えば、一緒にご飯を食べて、
「由美ちゃん大きくなったなぁ」とか言われるくらいであった。
しかし、私は、叔父は横に座るだけで、
その燃え上がるような野心を感じるのだった。
それは燃え上がるような野心で、
そのような野心は、
あの叔父のような野心は、
私は叔父以外の人に感じたことはない。
それは命がけで研究する人にしか出せない、
稀有なエネルギーだったと思う。
あの野心で、叔父は世界的権威まで上り詰めたのだった。
人生に何を求めるか。
安らぎか。
挑戦か。
人生の在り方は、
すべて自分にかかっているのだなと思う昨日であった。