最近、月を鍛えるとはどういうことなのか考えていた。
多くの場合、月はお母さんを意味する。
お母さんに自分の月を投影する。
つまりは月はお母さんだ。
と、いうことは、
結婚して子供を産んでお母さんになると、
確実に自分でその月をやる事になる。
確実に月を鍛えることになる。
月をやる、というのは、
つまりは、
真剣に人の面倒をみる、という事なんじゃないだろうか。
人の面倒とは、
家事や食事の支度、掃除。
これら全部が人の面倒だ。
育児も介護も月を使う事だ。
そこで真剣に人の面倒をみるからこそ、
人の気持ちがわかり、自分の気持ちもわかるようになる。
よく月がダメだと、全てが上手く機能しないという。
それは、家族は全員で一つのチャートをやってるようなものなので、
それはお母さんがダメだと、家族中が上手く行かなというのと同じ。
食事もままならないし、掃除や買い物も、、
ちゃんとしないと、家庭が機能しませんということだ。
じゃぁ、個人のチャートで「月をちゃんと使ってます」って
どういうことなんだろうかというと、
まずは、自分の事が、ちゃんと自分でできる、ってことなのだと思う。
さらに、人の面倒もちゃんと見れるということだ。
大人になって、お母さんにいつまでも手伝ってもらったり、
自分のことを親にやってもらったりしているうちは、
自分の月を使えてない。
自分の月を鍛えてない。
その時は自分の月を人に投影して、人にやってもらっている状態だ。
講座で、「結婚してすぐに両親がなくなりました」という方がいた。
こういう方は、真に大人なんだと思う。
自分が結婚して、家族をもって、子供をもって、
両親はもういません、という方は、本当に大人だ。
私はもっと大人になりたいし、
自分の月をしっかり使えるようになりたい。
それができないと、人の気持ちがわかるようにならないからだ。
だから、自分の母に、自分の月を預けないことに徹している。
大人なのだから、甘えない。
自分の月をやらせない。
月が使えないと、太陽も使えないし。