敏感すぎる感覚を持っている人が時々いらしゃる。
HSPというんだろうか。
HSPとはで検索すると、
HSPとは
ハイリー・センシティブ・パーソンの頭文字を取った言葉で
「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、
非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人」
のことをいいます。
元々はアメリカの心理学者であるエレイン・N.アーロン博士が
1996年に提唱した言葉ですが、
現在は、上記のような人のことを指す言葉として
使われることが多いです。
とのことです。
なるほどね。
思うのですが、
みんな感受性って強いんじゃないかと思います。
ただ、その感受性をどこに発揮しているかは、
人それぞれ。
対人関係で発揮する人もいれば、
卓球選手とかで、
球の具合に敏感な人もいれば、
(球の具合ってなんだし)
絵を描いてて、色に敏感な人もいれば、
音楽やってて音に敏感な人もいる。
本当にあらゆる面において、ドンカンだねって人がいたら、
私はその人の方が貴重な存在に思います。
敏感な人はこの世に沢山いるんです。
電車で椅子に座っても、
隣の人が気になる人のが多いし、
人の動きや、
仕草や目線だけで、
何か思う人のが多いし、
敏感な人は特別ではなくて、
むしろ敏感な人のが多いし、
人に影響されたり、
振り回されたりする人のが多い。
つまり、
ドンカンさこそ強さであり、
ドンカンさこそ、
才能なんだって私は思うんです。
人は放っておくと敏感になるので、
それを超えて、
ドンカンにできる人こそが、
本当に才能がある人だって思ってるんだよね。
ドンカンさって鍛えないと養えない。
だって、すぐに人は敏感になっていくからね。
昔、音楽院に行ってた頃、
即興演奏か何かの授業をとっていて、
その先生が作曲の先生だったんだけれども、
授業中に、
誰かがちょっと無駄話とかしていると、
「うるさい💢」
「俺は敏感なんだ!💢」と怒鳴ってたけど(爆)
そうだよね。
音楽家だもの。
音に敏感なのはデフォルトだよ。
それ当たり前だし、特別なことじゃない。
もしそこで、生徒の無駄話に、
もしドンカンになれたら、
きっと新しい境地に行けるような気がするんだよね。
なんとなく、、、そう思う。
今、
オリンピックが始まっているけれども、
どの選手も、
もちろん、
すごくいろんなことに敏感だと思う。
その敏感さを超えた人が、
きっと金メダルをもらうんだ。
君は金メダルを手にできるか。
それは、きっと、
敏感さを超えて、ドンカンさを培った時だと思う。