よく日本でしかピアノを習ってきてない先生とかだと、
すごく日本的な演奏を叩きこまれ過ぎていて、
私からみると、
え・・そんなに固く弾くの?というような演奏をします。
「空気を音にする」という部分がまるでない。
そういう先生はだいたい、手首が固まっています。
がちがちです。
がちがち例として、こんな動画みるとよくわかります。
はい。がちがち例として貼り付けて申し訳ないのですが、
この固い演奏。
指は動いてます。
弾けてます。
ひたすら叩きつけるように弾いております。
すごい申し訳ないですが、これが音楽だとは私は思いません。
えっと、自分のことはまったく棚に上げています。(爆)
でも、こういう演奏の日本の先生は多いんです。
こんな風に叩きこむみたいに弾いちゃう先生はすごく多いです。
でも、私はそういう風には習ってこなかったです。
もし私が自分の先生の前でこんな風に弾いたら、
もう大クレームを受けます。
「なんなの!その固い演奏は!」と一喝されます。
まず、手首をどうしてそんなに固めて弾くのか?と問われます。
え、どうして・・といわれても・・・、と答えに困るようなことを聞かれると思います。爆
手首はいつでもどんな時でもゆるゆるとしてないとならない。
ま、もちろん曲にもよりますし、
ここは固めて弾くとかありますよ、部分的には。
でも、基本はゆるゆるです。
音が全音符で、4拍伸ばしてるとしても、
その間中、リズムを取るように、手首は揺らしています。
そのように弾いていると、こんな固い演奏にはならないのです。
私はそのようにピアノを習ってきたので、
日本人の先生方の、「手首を揺らすな!」という教育にとてもついていけない感じがします。
この動画をみてください。
彼らはきちんと一音一音抜いて弾いてます。
上の日本人のどっかの先生みたいな弾き方じゃないです。
教育の在り方が、違うんでしょうね。
音楽的にも優れています。
ドンヒョクさんの演奏をみてみてください。
つねに手首は動いて、かなりのスピードで、一音一音手首で抜いてるのがわかります。
ドンヒョクさんは小学生のときからロシアでピアノを習っているので、
ロシア流です。
この動きが、最初の動画には無いです。
無いとですね、めっちゃめっちゃ音の固い演奏になります。
そして、音色が大中小の3種類ぐらいしかできないんですね。爆
で、日本の先生でこれで良いとおもってる人が多すぎる。
良くないです。爆
良くないと思います。
固い音を子供に叩き込むのやめてほしいんですよね。
でも、みなさん、そう教育されてきちゃってるから、
この違いがまず理解できないだろうし、
表現される音がまるで違うんだということ自体を
理解してもらえない感じがします。
音は大中小の三種類ではなく、
もっと色んな種類がある、それを子供のころから弾かせる努力をしてほしいです。