それぞれの人がそれぞれの地球目的を遂行するために、 ヒプノの手法が存在しているのです。

自己想起といわれるものは、

ヒプノでは、

技術的手法として学習していきます。

もちろん「グルジェフの自己想起」としては出てきませんが、笑

こうした手法はなにもグルジェフだけが言っていることではなく、

心理学の手法としては普通に取り上げられています。

心理学では、自分を見ている自分のことは、

オブザービングセルフといったり、メタコミュニケーターといったりします。

人間には、

通常の、「これこそ自分だと思える自分」と、

「コントロールの出来ない自分」との両方があります。

このコントロール不能の自分は、

頭ではわかっているけれども、やめられない行動や、

まったく意識していない自分も含まれます。

このコントロール不能の自分は、自分の意識外で、いろいろやらかします。爆

あー、やらかしちゃったねー、なんて場合の多くは、

自分が自分のコントロールを外れて、なにか、やらかしちゃうという事だと思いますが、

コントロールできない自分がいるからといって、

けっしてその人が、悪いとか、なにか問題があるとか、

そういうことではありません。

そういうふうにはヒプノでは考えません。

そのコントロールできない自分は、

何かのきっかけによって生まれたにすぎず、

それには正統な理由と原因があります。

多くは自己のサバイバルに関わる原因です。

しかし、通常社会では、コントロールできない自分を問題視されますし、

グルジェフも月に喰われるだとか、機械と化す、などと言われますが、

ヒプノセラピストはそのような自己を、

そのように馬鹿にするような言い方はしません。

なぜなら、ヒプノセラピストはいつもそこに対峙し、

いつもいつもいつも、そこに対峙し、

何百人ものそうしたものに対峙し、

コントロール不能の自分を意識化し、

かつ、コントロール不能で困った状態から、

縛られた習慣から、

クライエントを解放することをするからです。

日常的に普通に毎日のように行っているからです。

そうして、オブザービングセルフが可視化できるポジションに持ってくることができます。

それがヒプノでできることなのです。

人は、手放すことができるとわかっているものを、バカにしたり、

努力が足りないんだとか、根性が足りないんだというような考えに及ばないのが普通です。

ヒプノではそれが普通なのです。

グルジェフの自己想起は気が遠くなるほどの根性を伴う、と友人から聞きました。

しかし、みなさんに知ってほしいのですが、

そのようなことはヒプノでは、エリクソン、ミンデル、アサジョーリ、

その他大勢の、先人たちの、人間の心理への究極的な洞察と研究によって、

グルジェフの時代とは格段に使い勝手のいい技術と手法が存在しています。

もっと、人間洞察の知識と、自己想起の技術は、著しく熟達し体系化しています。

機械化した意識や、思い込み、繰り返すパターン、

それらから脱出する技術は、今や画期的に進化しています。

その情報を是非、知ってほしいと思っています。

そうした画期的に進化した手法を、

是非ヒプノで体験してもらいたいなと思います。

ブライアンワイズ博士の本では、キャサリンというクライエントが、

10回、20回とヒプノを受けた結果、

超能力のような予知能力が開花したことが書かれていますが、

心理学の世界でも、

先ほど書いたような、思い込みや、繰り返してしまうパターン等に対処する、

インナーチャイルドワークなどをすることによって、

直観力や第六巻、透視能力などが開発される話しが、よくよくあるようです。

人間本来のもつ能力が普通に発揮されるようになるのはよくある事です。

つまり、私達は、何らかトラウマ体験により、

トラウマと呼べるほど大きな体験でなくとも、

なにか思い込みを作るきっかけとなったような出来事があると、

本来の魂の輝きや、本来の能力を覆い隠してしまうことを示唆しています。

しかし、こうしたことは、本人が悪いわけでも、

日ごろの行いが悪いわけでもありません。

ただ、人間の仕組みがそうなっているというだけであり、

ある意味、コンピューターのバグと同じであります。

そう、人間にはバグがあるのです。

それは本人のせいではないのです。

単に、その情報と、ワークの仕方を知らなかったので放置してしまった、

というだけの事なのです。

つまり、ワークをしていくことがあれば、

私達は本来の輝きを、本来あるままに輝やかせることが可能であり、

コントロール不能な、自分の意識外で、自分を支配してしまうさまざまなエネルギーから、

解放されることが可能なのだと思います。

そうした意味において、

輝けない魂など存在せず、

もし、この世の世界中の、

ヒプノセラピストが本気になったならば、

世界を変えることができるのではないだろうか、と私は考えています。

いや、

世界は別に変わる必要はないのです。

それは大きな自己、この宇宙に満ち満ちている自己からすれば、

世界は変わる必要はないのです。

なぜなら、変わらなくても、必ず世界は自分でみちみちているからです。

でも、この世界に生まれた個は、

この小さな現実を変えるということを挑戦しに、ここ地球に入りました。

少なくとも、わたしはそういうつもりで、地球に入りました。

他のかたの地球目的は違うものかもしれませんし、

その他のかたの目的に、私は関与するつもりは全くありません。

それぞれが自分の目的のために生まれてきたのですから。

私は、私の目的がはっきりとあって、生きているのです。

それは、

この小さな現実を変えるということを挑戦しに、

ここ地球に来た、ということです。

私にとっては、

その可能性を遂行する技術がヒプノであり、

その目的を、誰かにとやかく言われる筋合いなどないのです。

もし、私が自分の目的を遂行し、

ヒプノによって、誰かの魂の、本来の輝きを取り戻したならば、

その人も、この地球に入った目的が遂行されるでしょう。

余計な曇りや何かの思い込みや、繰り返してしまう機械化から抜け出る事ができたなら、

その人も自分の目的をストレートに行うことができます。

それぞれの人がそれぞれの地球目的を遂行するために、

古代エジプト時代から、ヒプノの手法が存在しているのです。

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