心理的逆転をご存知でしょうか。
私はＥＦＴのセッションをはじめたとき、何人も具合悪くさせました。
セッション後の不調を訴える方が続出したのです。汗。
どうして、このような事が起きるのか、
協会に連絡しても、
そのような例は知りません的な感じでしかお答えいただけず、
それから私は自分で色々と調べて、
心理的逆転という症状に行きあたりました。
心理的逆転。。
それは、良くなる兆候が見えれば見えるほど、
潜在意識が「よくなってたまるか！」と抵抗する症状です。
潜在意識が引き起こすので、
本人は意識できません。
本人はいたって頑張っていると思っているし、
良くなりたいと思っているし、
そのためのいろんな努力もしています。
でも、一向に物事が改善しないどころか、体調も悪くなってくる・・。
これが心理的逆転です。
こういう症状があるという事を認識した後からは、
私は自分のセッションで、
以前のような感じで、具合悪くさせてしまうことは無くなりました。
そして、心理的逆転が発動したときの対処の仕方も見えてきたのです。
こうした心理的逆転は、セッションによって引き起こされるものではなく、
普段から、その人の心理の中に内在していて、
いろんな場面で顔をだし、その威力を発揮してきます。
ここぞという時に病気になる。
昇進が決まった瞬間に、やる気を失う。
あんなに結婚したかったのに、結婚が決まったと同時に鬱になる。
やればできるとわかっているのに、身体がうごかない。などなど。
なんか、どうしても、色んなことが上手く行かないとか、
どうにも状況が進展しない、改善しない、などというような現実にいる方は、
自分の中に心理的逆転がないかどうかをチェックしてみると良いかもしれません。
私が講座中にお伝えしているのは、
「まず、そういう心理状態というものがこの世にあることを知る」
ことが大事とお伝えしています。
これを知らないと、あがけばあがくほど、心理的逆転が発動します。
世の中には、
頑張ればいいじゃん！とか、
ぐだぐだいってないで、やれよ！とか、
行動力ないやつは、ダメだ！とか、
そんな言葉であふれていますが、
この世はそんな単純ではありません。
心理的逆転にある人は、
やればできるとか、
やらないでどうするとか、
そんな単純な心理では現実は動いていかないのです。
現実を動かしているのは、あなたの潜在意識です。
この潜在意識に働きかけることができれば、
心理的逆転から解放されることができるでしょう。
