ヒプノで、先生から口を酸っぱくして言われることは、
「クライエントにインストールしない」なんですね。
これは、私もヒプノのベーシッククラスで、
最重要な事として伝えています。
インスト-ルってなんでしょう。
簡単に言えば張り紙です。
クライエントさんの潜在意識に張り紙しないってこと。
張り紙する人沢山います。
これからヒプノ始まるまえに、
「あなたは前世で中国にいたことありますね」
「エジプトで神官でしたよ」とか、
これって完璧なインストールなんです。
余計なんです。
つか、
NGです。
余計な張り紙を相手にしてるだけなんです。
こういう他人からのインストールに人生の足を取られてる人、
沢山みるんです。
やってる人は、「ただちにやめてください」とか思います。
あとよく聞くのは、
小さい頃、あなた何かあったはず、
何かあったはず、
何かあったはず、
何かあったはず、
って、なんかの講師の人とかに言われるってやつ。
これも完璧インストールです。
NGです!!!
なんかあったはず、ってそりゃ、人にはそれぞれなんかあるでしょうけど、
その人が問題になってないならば、なんかは無いんです。
問題行動とか、異様な行動とかあるならば、
その行動に対して、何かいうことが必要で、
だから子供の頃になにかあったんだよね?とか
余計なお世話ですよ。
だいたい、
わかったつもり、
しってるつもり、
よめるつもり、
なだけで、
ほぼエゴの押しつけです。
その言ってる本人の投影の押しつけっていうのかな。
そうであってほしい、
そうにちがいない、
そうであれよ、こら。
わかれよ、こら
みたいな感覚ですよ。どれもこれも。爆爆
そういう人は、マウンティングしたいだけだと思います。
土星が戻ってきたときには、「おまいの生き方はこれでいいのか?」と
問われると思うのですが、
でもね、
それを問われる前は、
きちんと親の信念体系によって人生を作ってないといけないんですね。
29才のサターンリターンの前までは、
親の意向に適宜に従って、
親のおすすめする人生をやってみるといいのよ。
それまでに何かを構築しておくといいんですよ。
それは人生で成功しておくとか、そんな大きなものではなくて、
自分の物の考え方とか信念体系とかを作っておくという意味です。
構築したものが無ければ、脱皮もできないんです。
つまり、何がいいたいかっていうと、
人には構築している時と、壊す時とがある。
構築しているときは、親に感謝するのがいいし、
壊しはじめたときには、親を否定するのがいい。
つまり、人には時期というものがあるんです。
29才の若者が親を好き、大好きって言ってても、それってものすごく健全ですし、
それがいけないとか絶対に、絶対にありません。
人には時期があるんです。
そういうの全く無視して、
「親とか好きとか言ってるのはダメ」とかあり得ません。
そして、「あなた、小さい頃なんかあったよね?あったはず!」とか言って
「なんかあった人に勝手に認定する」とかも、
ナンセンスきわまりない!!!
あのね、人ってね、
そりゃ、いろいろあるでしょうけれども、
時期があるんです。
なんかあったことを掘り出さなければいけない時期もあれば、
今は掘り出してはいけない時期もある。
この信念のまま突き進まないといけないときってのもあるのね。
自分がどういう時期なのかは、その人の無意識ちゃんが知ってるの。
だから、そういうのって他人がどうこう言っては絶対にいけないんです。
それってインストールなんです。
なんかあったはず!
こうにちがいない!
あんたの前世はこう!
全部インストールですよ。
そういう他人のインストールに惑わされて、
人生を複雑にしないように!
人生の足を取られないように!
人の潜在意識に何かをインストールしようとする人からは、
すぐさま離れて欲しいと思います。