練習しなきゃ病

インフルエンザにかかって高熱後、
なんとなく身体がダルダルし続けていて、
今一つエンジンがかからない。
リンパ腺が腫れていて、
首が痛くてしょうがない。
なんだかそれだけでやる気がそがれるのだ。
やる気云々というか、思考に冴えが無い感じです。
(いや、もともとそんなもんあったのか、というツッコミはおいておいて)
昨日は親戚一同、私の家に集まって、新年会だった。
(ここ最近なぜか毎年、会場がうち。なぜだ)
部屋掃除もお料理もまるでやる気がなく、
「ちょっと、やる気なくて」と
最初に宣言して、みなさんに甘えた。(爆)
主婦は常に常に常に、自分の時間と労力を他人のために使っている。
やる気ないって言っても、そこそこやるし、御煮しめとかは作ってみた。一応。
いくらやる気ないといっても、3度の食事は作るし、
高熱でもご飯もつくるし洗濯物とか干したりする。
そんな自分を尊敬しておこう!
とりあえず誰にも褒められないから自分で誉めておこう!
音楽家ってだいたい「練習しなきゃ病」にかかってるんですよね。
学生のときとか、どこに遊びにいっても、いつでも「早く家に帰って練習しなきゃ」って
頭の隅で常に常に思ってるんですよ。
なので、ぜんぜん楽しくないんです。遊べないんです。
遊びにいってそわそわし続けるくらいなら、家にいて練習してたほうが心落ち着くんですよ。
みんなが、これからお茶に行くとか、二次会行くとか、そうした場面で
常に「私は帰ります」と言ってたのは学生の頃からだと思います。
今は家で家事が待ってるので先に帰るというパターンですが。笑。
私は要領が悪く、譜読みも人一倍時間がかかったので、
普通の人以上の時間が必要でした。
でも時間をかけるので、弾けるようになった時に本当に弾けるようになってたと思います。
ピアノのテストで何度か優秀賞をもらって、
その度にみんなに「え、なんでこいつが」という目で見られたと思う。
ホロビッツが晩年に言ってたと思います。
DVDの画像の中で言ってたのかな。ちょっと記憶が定かではありませんが、
あの怖い奥さんが、「練習しないと」と言ったら
「もう一生練習し続けてきたんだ、いまさら練習なんかするもんか」みたいな感じの
ことを言ってるシーンがあったような。。ちょっとセリフが違うかもしれません。
この練習しなきゃ病はほどくの大変なんですが、
ほどかれたときにじゃ、解放感がありますか、というと
別のものに転移されたりしますよね。
頑張らなきゃ病、やらなきゃ病、
なかなか自分もこの病気から解放されないです。
頭でわかるのと心でわかるのは違うんですよ。
そしてやらなきゃ病の私は言う。
「今日は1月3日か。
そろそろ全開で頑張らねば!」
これは色んなバリエーションで「~せねば病」っていうのがありますけども、
みなさんはどんな「ねば病」を持ってらっしゃいますでしょうか。
ときどき、自分の病状をチェックすると良いかもですよ!!
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