私は、「自分がだめな人間だ」と思う事がありません。
えっと、自分が完璧だとも思ってないですし、
ダメとか、良いとかいう判断基準がないです。
私は、自分がダメだと思ってる人に出会うと、
論理的に考えて、自分がダメとかありえないことに
気が付いてほしいなとか思ったりします。
そういう知性を持ってほしいなとか思ってしまいます。
でも余計なお世話なので、言いませんが。
「自分がダメ」とか思うのは、
きっと、
それだけ、自分に関心があって、
自分が他者と比べてどうかっていう意識があって、
思うのだと思いますが、
それは、きっと、小さなころから、親に比べられて育ったか、
良いとかダメとか言われたか、
比較の価値観を育成するような環境にあったかして、
なにか、こう、自分のやってることに没頭できるような時間を
阻害された可能性があるのだろうと思います。
それだけじゃないかもしれませんが、
一つにはそういう可能性があるでしょう。
阻害されたがゆえに、結局は自意識過剰になってしまうという、
すごく矛盾した状況になっています。
人間に、ダメとか良いとかあるわけないのです。
猫に、この猫ダメだなーとか、この猫良いなーとかありますか?
ないでしょ?
それは猫自身に、そうした判断基準がないからです。
つまりその点において、
猫のほうが、ずっと頭いいし、真理がわかっています。
一度そうやって、引いた目線で、
ただの人間として、自分を見てみるといいのではないでしょうか。
高い視点で見た時に、良いとか悪いとかあるわけがありません。
自分がダメだとか思ってると、
そこからエネルギーはだらだら漏れていきます。
そうすると、疲れますし、
疲れてるから、
なんとかそのエネルギーを補充しようと躍起にもなる。
そういう感じでセラピストになったりするのはやめてほしいと思います。笑
確実にクライエントからエネルギーを奪ってると思います。(怖いお)
セラピストを目指す人は、
まずその、エネルギーがだらだれ漏れてるのを治さないといけません。
治療の方法はあるのです。
自分のエネルギーがだらだら漏れてるのを防ぐことができるようになったら、
自然と自分の活動が始まります。
これは、本当に、文字通り、自然と始まるのです。
それまでは、エネルギー補充のための活動だったりするので、
誰かのマネだったり、誰かの影響だったり、
なにかのコピーだったりするでしょうけれども、
エネルギーが漏れないようになると、
そうではない、自らの活動が、自然と、本当に自然とはじまるのですよ。